2015.06.09
三浦郡葉山町のS様邸新築工事は、
外部の防水紙工事が完了後、
内部の断熱材充填工事を進めました。
弊社は高い防湿性能を有している高性能グラスウール、
アクリアネクストの施工を一般的に行います。
断熱材はなるべく室内側に寄せ、石膏ボードを貼り上げたときに
室内側に空気層が出来ないように注意しながら、
防湿フィルムを間柱に留めつけていきます。
断熱材は桁・梁から床まで隙間無く充填します。
天井なりに勾配天井を組む部分も所定の熱抵抗値を要した
アクリアマットを充填します。
小屋裏に隠れる天井内部においても火炎が貫通しないように、
横架材まで石膏ボードを張り上げておきます。
※ファイヤーストップと呼ばれています。
今度はユニットバスが設置される基礎コンクリート部分の
断熱施工になります。
所定の熱抵抗値を持ったスタイロフォームを敷き込み、
隙間を気密テープで塞ぐことで、冷気が伝わることを防ぎます。
配管廻りは隙間が出来ないように気密テープや
現場発泡ウレタンスプレーなどで埋めます。
土台と基礎立ち上がりの間は、気密パッキンが施工されているため、
隙間風の流入はありませんが、気密テープにてさらに隙間を埋めます。
内部の断熱材が施工された後、天井のボードを貼り進めます。
同時に外部では左官業者の外壁の施工を進めます。
次回はその様子をお届けいたします。