2016.10.10
天井の下地組みと引き続き間仕切り壁の工事を行いました。
天井の下地は、野縁という材料を使って組んでいきます。
野縁を組んでいくときは、
30cmのピッチで短いスパンで組んでいき、
天井の弛みを少しでも防ぐようにしています。
一部北側の天井の下地には先行して、
断熱材を貼ってから野縁を組んでいきます。
マンション北側は日当たりが悪く、
冬の寒気で結露が起こる事が多々あります。
今回は北側の壁には断熱材が吹き付けてありましたが、
北面に直角に面する天井、壁に断熱材の吹き付けが
見られませんでした。
北面のみでは、どうしてもその取り合う天井、
壁に結露がおこりやすいので、
今回の様に断熱材を充填しておきます。
この青いボードが、
厚み50mmのスタイロフォームといい、
断熱効果があります。
次に、間仕切り壁です。
今回は、一部がR加工(曲線で構成)の開口をご紹介します。
開口の左上がR加工。
R加工は曲げベニアを使って曲線を作っています。
実際に取り付ける前に大工さんが、
どの位曲がるか?
図面通りになるか?
まずは、試してから実際の取り付けにかかります。
今回の現場は、R加工になっている場所が多く、
作り方が違うところもありますので、
施工していく過程で伝えていきたいと思います。
引き続き大工工事進めて参ります。
合わせて電気配線も進めて参ります。