2017.12.25
こんにちは。工事部の井出です。
現地は、屋根の構造(小屋組み)を組み始めました。
今回の増築部分は、屋根をただ延長させる訳ではなく、
北側の屋根を延長して棟の高さを上げつつ、
東面の屋根を延長しつつ、
既存の屋根の上に新しい屋根を組むという
(言葉ではよく分かりません!)
かなり複雑な造りだったので、頭を悩ませました。
まずは、
現状の構造との取り合いを含めて、
母屋・小屋束の加工を進めていきます。
今回、小屋組みは既存部分との取り合いが多いので、
プレカットではなく、現地で手加工して進めました。
加工が終わりましたら、
増築範囲の屋根を一気に撤去して、
既存の母屋にも仕口加工をしていきます。
既存の小屋組みと絡めつつ、
新しい小屋組みを組んでいきます。
隅木を入れて屋根下地となる垂木を据えていきます。
垂木まで組み上がりましたら
野地板を張り、屋根下地完成です!
複雑だったので、
思ったより時間が掛かってしまいましたが、
なんとか無事に建ちあがり、ホッとしました。
次回は、
屋根のルーフィングやバルコニー造作の
様子をお伝えします。