新築･注文住宅･リフォーム･リノベーションは

湘南･神奈川･横浜の優建築工房

新築･リフォームは湘南･神奈川･横浜の優建築工房

こんにちは。工事部の井出です。
今回は、町田市の築浅木造2階建てのお宅。

容積率いっぱいまで増築し、
単世帯から2世帯住宅へと改装していきます。

既存建物の外観はこちら。

計画図面の蛍光ペンで塗られた範囲が増築部分になります。

既存ではなかった、小屋裏空間も増やして利用していく計画です。

1階がご両親世帯。
2階が息子さん世帯。

外部に鉄骨階段を設置し、
完全分離型の2世帯住宅の計画です。

今回は着工前に行うお客様との工事内容確認の
三者立会いの場で、お祓いを行いました。

いよいよ着工です。

まずは既存利用の場所を養生し、解体着工準備。

今回は築浅という事もあり、
一度外して再利用するものが多数あります。

（洗面化粧台・トイレ・玄関収納・カーテンレール・照明器具・etc…）

傷が付かないよう、また埃を被らないよう
一箇所にまとめて、養生をします。

次回は本格的に解体工事が進んだ様子をお届けします。

こんにちは。工事部の井出です。
まずは解体工事を進めています。
今回は大幅に増築をすることもあり、
解体工事は2期に分けています。

1.　1期解体工事　…　内部解体・一部外部解体（増築部基礎取り合い部分）
2.　基礎工事
3.　足場架け
4.　2期解体工事　…　外壁解体

このような流れになります。

まずは内部解体。

壁の石膏ボードから剥がしていきます。

2階は壁・天井を全て撤去していくので、一気に進み、
どーんと広い空間になりました。

1階もまずは石膏ボードから。

1階は、水まわりは既存利用したり、
一部は既存建具を使用したりと、
なんとなく以前の面影が感じられます。

次回は外部、増築部基礎取り合い部分の解体工事の様子をお届けします。

こんにちは。工事部の井出です。
現地は、増築部の基礎工事を進めるため、
取り合う部分（外壁やウッドデッキ）の
解体を進めました。

増築範囲の既存状況はこのような状況。

H様は、この機にお庭の断捨離を行われたようで、
ウッドデッキと共に外部の廃材回収を行いました。

既存建物の土台や柱の位置を正確に把握し、
増築部の基礎工事を進めるため、
増築面の外壁も1階まわりのみ、
先行して解体を進めます。

その後、新規計画に合わせて、
外部の設備配管（地中埋設部分）を行いました。

その際に、合わせて増築部地中にある
外部設備配管を撤去しました。

これで基礎工事を進める準備完了しました。

BEFORE

AFTER

次回は増築部基礎工事の様子をお届けします。

こんにちは。工事部の井出です。
解体や設備配管と下準備を終えたので、
いよいよ増築部の基礎工事を進めました。

まずは丁張りをかけて、
基礎の位置・高さを決めていきます。

位置・高さを決めたら、
根伐り（基礎形状に合わせて土掘り）を行い、
砕石・防湿フィルムを敷いて、捨てコンを打設。

その後、鉄筋を組んで、外周部の型枠を入れます。

この段階で弊社の技術責任者、
大坂の配筋検査を受けました。

指摘事項もありませんでしたので、
これでコンクリートの打設に進めます。

こんにちは。工事部の井出です。
現地は引き続き、基礎工事を進めます。

まずはベースコンクリートの打設

そして立ち上がりの枠を組み、
立ち上がり部分のコンクリートも打設します。

ここが増築の難しいところではあるのですが、
既存の床の高さに、増築する床の高さを
合わせていかなければいけないので、
実は基礎の高さがとてもシビアだったのです。

既存の基礎天端から３ｍｍ下がったところが
新規基礎天端です。

非常に細かいですね（汗）

そんなシビアな納まりも
無事に基礎屋さんが納めてくれました。

しっかりと乾燥させた後、
型枠を外して、基礎工事完了です。

この後は、足場を架けて、
外壁の解体工事を進めていきます。

こんにちは。工事部の井出です。

現地は基礎工事が終了し、
まずは外壁解体工事のため、足場を架けました。

そして外壁全面の解体工事を進めていきます。

既存建物には外周面にダイライトが張ってある建物だったのですが、
増築部分に面する外壁側は断熱材やダイライトまで撤去していきます。

下屋だった部分も、構造を組み替えていくため、
屋根・外壁を剥がしていきます。

Before

After

これで2期の解体工事が終了となりましたので、
社内の解体完了検査を受けて、
既存建物の状態確認・計画に問題がないか等、
検証を進めていきます。

技術責任者の大坂に加え、
設計担当の蓮実を交えて行いました。

検証後、いよいよ大工工事に移行していきます。

こんにちは。工事部の井出です。
いよいよ大工工事が始まりました。

まずは増築部の構造を組み上げていきます。
基本的には構造材はプレカット（工場加工）なのですが、
既存部分と取り合う部分の梁や、床がつながる高さ関係は、
現地で調整しながら組み上げていくので、
新築のように一気に立ち上がってはいきません。
最初は新しく造った基礎の上に、土台を敷いていきます。

次に1階周りの柱を建てていきますが、
ここは現場で柱の高さを調整して、
仕口の加工もしていきます。

既存の梁に新しい梁が架かる部分は、
梁受け金物も使用し、

着々と梁が架かっていきます。

2階の柱も高さの加工をしていき、
梁受け金物が使用出来ない部分は
既存の梁に仕口を造っていきます。

ひとまず、無事に桁まわりまで組み上がりました。

次は屋根の骨組みを組んでいきますが、
既存屋根の上に組み上げていくような形になるので、
既存屋根を壊しながら、
母屋・小屋を手加工しながら
組み上げていく予定です。

こんにちは。工事部の井出です。
現地は、屋根の構造（小屋組み）を組み始めました。

今回の増築部分は、屋根をただ延長させる訳ではなく、
北側の屋根を延長して棟の高さを上げつつ、
東面の屋根を延長しつつ、
既存の屋根の上に新しい屋根を組むという
（言葉ではよく分かりません！）
かなり複雑な造りだったので、頭を悩ませました。

まずは、
現状の構造との取り合いを含めて、
母屋・小屋束の加工を進めていきます。

今回、小屋組みは既存部分との取り合いが多いので、
プレカットではなく、現地で手加工して進めました。

加工が終わりましたら、
増築範囲の屋根を一気に撤去して、

既存の母屋にも仕口加工をしていきます。

既存の小屋組みと絡めつつ、
新しい小屋組みを組んでいきます。

隅木を入れて屋根下地となる垂木を据えていきます。

垂木まで組み上がりましたら

野地板を張り、屋根下地完成です！

複雑だったので、
思ったより時間が掛かってしまいましたが、
なんとか無事に建ちあがり、ホッとしました。

次回は、
屋根のルーフィングやバルコニー造作の
様子をお伝えします。

こんにちは。工事部の井出です。
前回、増築の構造組みが終わりました。
続いて、既存で残っている北面の屋根をくり抜いて、
トップライトを付けました。

内部にも光が差し込みます。

これで屋根まわりの木工事が終了したので、
次にルーフィング（屋根の防水シート）張りを行って、
雨仕舞いを取っていきます。

まずは既存と新規の取り合いをなるべく平らになるよう処理し、
棟の板金等、不要なものを取り除いて下準備を行い、

ルーフィングを葺いていきます。

特に谷になる部分は、雨漏りが起きやすい部分なので、
何重にもなるよう、葺いていきます。

トップライト周りも弱点になりやすいので、
慎重に葺きあげます。

ルーフィング完了。これで雨の心配がなくなりました。

続いてバルコニー造作を進めました。
勾配を取るために、ベニヤで下地を造っていきます。
（雨に濡れないよう、ブルーシートで覆っているので、
写真が見づらいかもしれません）

続いてケイカル板を張っていきます。
立ち上がりに張り始めた白い板がケイカル板です。

そしてFRP防水をかけていきます。

こちらもこれで雨の心配がなくなりました。

次週はサッシ取付等、外周部作業を進めていきます。

こんにちは。工事部の井出です。

現地は、まずはサッシの取付を行いました。
既存再利用（移設）のもの、
新規サッシのものも合わせて取り付けていきます。

（左が既存再利用サッシ、右が新規サッシ）

こちらも新規サッシ・既存サッシ混ざっていますが、
色を合わせているので、違和感なく納まっています。

サッシ取付と並行して、
勝手口には庇を取付けます。

その後、バルコニーの下（裏）面等、軒天の下地を組み、

ノキライトを張り上げていきます。

その後、透湿防水シートを外壁全面に張り上げます。

今までは、出入りや作業のために剥がしたり、
破いたりしていたので、雨風を防ぐために、
仮の状態で張っていましたが、これで外壁面の
透湿防水シートがしっかりと完了しました。

次週は屋根工事や外壁工事等、
外部を中心に進めていく予定です。