2018.04.02
こんにちは。工事部の井出です。
内部は、いよいよ大工工事が大詰めです。
先週もチラッとご紹介したロフトのキャットウォーク。
この既存の現しになった梁を利用しつつ組み上げていきます。
キャットウォークの格子を床で組み上げて
格子の下に、格子と同じ材料を打ち付けて、
梁にまたがる様に乗せます。
落下防止の手すり、ハシゴを取り付けて完成です。
ハシゴの足元には小上がりの畳コーナーも出来上がっています。
その後、LIXILの建材建具を吊り込み、
大工工事も完了となります。
1階は既存のキッチンを設置したまま、
新しい間取りへと生まれ変わりました。
続いて内部は塗装工事・クロス工事に移行していき、
並行して外構工事も進めていく予定です。
2018.04.09
こんにちは。工事部の井出です。
現地は内部塗装工事を終え、クロス工事を進めました。
まずは下地処理から始めます。
1階は既存のクロスが貼ってある部分がありますので、
クロス剥がしを行い、下パテから進めます。
次に仕上げパテを行い、
ペーパー(やすり)を当てて仕上げていきます。
特にこの勾配天井まわりは、下地処理だけで大変そうです。
その後、天井クロス→壁クロスの順に張り進めていきます。
1階にはアクセントクロスもあり、
大変そうだった(実際かなり大変でした)
2階の勾配天井まわりもキレイに仕上がり、
空間が一気に明るくなりました。
この後は、照明器具・設備品等の取付けを進めていきますので、
完成にグッと近づいていく予定です。
2018.04.16
こんにちは。工事部の井出です。
内部はクロス工事を終えた一方で、
玄関前を中心に外構も進めています。
3月19日の現場レポートでお伝えしましたが、
宙に浮いていた2階の玄関は鉄骨階段を据えて、
アクセスが良くなりました。
写真を見ると、実は1階玄関ドアも微妙に宙に浮いています。
ここまでの工事過程で、既存の玄関ドアを1度外して、
30cmくらい高く取付し直しています。
今度は1階の玄関ドアへのアクセスを良くします。
まずは玄関前のポーチの下地造り。
ステップの形も含めて、型枠を組み、
コンクリートを打設していきます。
この玄関ポーチはタイル仕上げとなりますので、
勾配を取りつつ下地調整をして、
タイルを張り進めます。
張り上がったタイルは、
すぐに養生をしてしまいましたので、
完成写真はまた後日。
道路からみて右側は、
張り上がったタイルに繋がる様にスロープになり、
道路からみて左側は、2階の階段に繋がる様に
土間を打ちます。
まずは土を掘って(場所によっては盛って)
砕石を敷いて締固めます。
これで、あとはコンクリートを
打設する状態にまでなりました。
この状態で、鉄骨階段の塗装や、内部の仕上げを進めて、
最後にコンクリートを打設していく予定です。
2018.04.23
こんにちは。工事部の井出です。
さて前回は、
外構工事の進捗をお伝えしましたが、
外構工事を仕上げる前に、
内部工事の仕上げを先に進めます。
外構が仕上がった後に、
出入りする職人さんを減らすため
(余計な汚れを付けないため)に、
工程の順番を調整しています。
まずはコンセントや照明器具の取付
続いて設備品の取付
建具の吊り込み
キッチンまわりは家具の取付&タイル張り
このような感じで、
先週はすごい勢いで内部空間が仕上がっていき、
全体が見えてきました。
次回は外構工事の仕上げを行っていく予定です。
2018.04.30
こんにちは。工事部の井出です。
内部の仕上げ工事を終え、
次はクリーニングの段階で、
外構を仕上げました。
まずは鉄骨階段の塗装、
今までは錆止め塗装の状態でしたが、
外壁やポーチタイルを養生しつつ、
塗装を施していきます。
色味は外壁の近似色。
この後、上塗りを施して、鉄骨階段の塗装は完了です。
塗装が乾いたら、鉄骨階段の踊り場部分に
イペ材の板張りをしていきます。
同様にバルコニーの手すりもイペ材で仕上げました。
この状態でやっと1階玄関・鉄骨階段に続く
アプローチのコンクリート打設を行えます。
これでひとまず外構工事は一段落。
数日乾燥させた後、型枠を外して全体像が見えてきます。
次回は工事完了の様子をお届けします。
2018.05.07
こんにちは。工事部の井出です。
7か月に及ぶ大規模リフォーム工事も
いよいよ完了となりました。
単世帯だった既存建物を増築して、
外部に鉄骨階段を架け、
上下分離型の2世帯住宅に生まれ変わっています。
まずは外観の変化。
続いて内部をお伝えします。
1階は、既存維持の部分もありながら、
バリアフリーのため、段差を無くし、
導線の広さを確保し直しています。
駐車場からスロープを通り
玄関を入って
リビング、個室までの導線がスムーズになりました。
導線のスムーズさに活躍しているのが、
この2枚の大きな室内建具。
開口を開けると1.1m~1.2mの開口が確保出来ます。
続いて2階は屋根も組み替えつつ、
既存の梁を現して、勾配天井にすることで、
大きな空間・ロフトを確保しています。
玄関を入ると、栂の羽目板の天井。
LDKは勾配天井になりロフトもLDKに繋がっていて、
小上がりの畳スペースもあり、
水平方向だけでなく、
髙さ方向での空間の変化と、
広がりも感じられるようになりました。
また寝室には空を望む窓があり
小上がりの窓からは向かいの栗林が望めるのも
とても居心地が良さそうです。
~ H様 ~
工事中は仮住まい含め、ご協力頂きありがとうございました。
これからも末永いお付き合いをお願い致します。