2018.12.24
いよいよ、大工工事が本格的に始まりました。
大工さんが集まり、建方を行いました。
まずは1階の柱を建て、1階の梁(2階の床)を
組み立てて行きます。
1階、2階共に共通ですが、柱、梁が組終えましたら、
柱の垂直を仮に固定して行きます。
上の写真のバッテンに取り付けてあるものを
仮筋交いと呼んでいます。
この仮筋交いでとりあえずの垂直を固め、
後々本筋交いを設置した後に取り外します。
仮筋での固定が完了しましたら、
今度は梁と梁を連結する金物の取り付け、
締め付けを行います。
こちらが完了しましたら次は2階です。
こちらの家は2階面積の倍の下屋があり、
2階の柱を建てながら下屋の登梁を組んで行きます。
少し解り辛いですが、水平の梁に対して
やや斜めに掛かっているのが登梁になります。
2階が組終えましたら、
垂木と呼ばれる屋根の下地材を
取り付けて参ります。
次に垂木の上にベニヤ板を貼って行きます。
下屋のベニヤ貼りまでは何とか完了しましたが、
この季節、陽が短くなっている事もあり、
一気に暗くなり危険が伴ってきますので、
2階の屋根のベニヤ貼りは後日とし、
この日はここまで終了としました。
棟まで上がり、無事上棟です。
次回は屋根の続きと筋交いや間柱の設置を
行って参ります。