2019.08.19
こんにちは、平です。
今回はバルコニーの防水工事についてお伝え致します。
この建物では、FRP防水という工法が採用されています。
FRP防水は、ガラス繊維などで補強されたプラスチック
(FRP(Fiberglass Reinforced Plastics))を使用した防水で、
強度・耐水性が優れていることから、このFRPという素材は
船舶やバスタブ等に幅広く使用されています。
そのFRP防水を大工さんが取り付けた、
ケイカル板の上に施工していきます。
まずは、ケイカル板を研磨して出来るだけ凸凹を無くします。
その上にプライマーと呼ばせるFRPとの接着を良くする材料を
塗布し、FRPを施工していきます。
また、漏水の懸念が大きいバルコニーに面している
サッシを取り付ける箇所は、
下地である窓台までFRP防水を巻き込むように施工します。
その上に紫外線劣化を防ぐ為のトップコートを塗布します。
バルコニーの防水が終わり、
今までバルコニーに掛けていた仮屋根を撤去しました。
次回は、サッシ付けの様子をお伝え致します。