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現場レポート

2019.05.20

工事着工(養生・解体開始) 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

小田原市で大規模リフォームが始まりました。

延床85坪、木造住宅のリフォームの様子をお伝えしていきます。

 

工事内容は、1階、2階共に、床・壁・天井・水回りなど、

殆どの内装を新規に造り替え、屋根材の交換や、サッシ入れ替え、

バルコーニーの形状変更、外壁の塗り替えなど、

内外共に盛り沢山の工事になります。

 

規模が大きいので、養生と並行して解体工事も一緒に開始しました。

まず、既存利用する階段と収納棚の養生を行い、傷が付かないようにします。

 

 

 

解体業者も多くの人数を配員したので、天井や壁の撤去がどんどん進み、

あっという間に木下地だけの姿に変わっていきました。

 

床も撤去しますが、解体した物の搬出経路を確保するために、

解体工事の最後の方に撤去する予定です。

 

 

 

 

既存の壁に貼ってあるピーリング材の再利用も行います。

ピーリング材の再利用は、ピーリング材自体が劣化していたり、

接着剤が剥がれにくかったりすることもあり、とても難しい作業です。

釘打ち部分や繋ぎ目から割れることも多いので、

十分に注意しながら、1枚1枚丁寧に剥がしていきます。

好条件が重なり、多くのピーリング材を再利用することが出来そうです。

 

 

今後、この剥がしたピーリング材を利用していく様子も

お伝えできればと思います。

次回も、解体の様子をお届けしたいと思います。

2019.05.27

解体工事 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

前回に引き続き、解体工事の様子をお伝えします。

 

内部の壁、天井や設備機器の解体が1階、2階ともに

殆ど終わり、床だけの状態になりました。

間仕切り壁もなくなり、とても広い空間になりました。

 

 

 

 

また、一階のキッチン周りや浴室は床も撤去をして、

古くなった配管の撤去も行いました。

足場を設置する前に、外部からの新規給水管の引込みを行っております。

 

 

 

給水管の引込みは、元々配管が貫通していた部分を使い、

基礎を傷めないようにします。

 

内部の解体が順調に進み、梁・柱・基礎などの状態が

確認出来るようになりました。

その為、間取り変更に伴って柱を入れ替えるところや、

腐食しているところの構造補強の計画を、

現地で当社の技術責任者と設計と監督とで打合せを行いました。

 

 

今後、構造補強を行っていく様子もお伝えしたいと思います。

次回は、足場設置の様子を届けします。

2019.06.03

足場設置 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

今回は、足場設置工事の様子をお伝えします。

 

足場の設置は、一般住宅の場合ですと、

2人~3人で1日で組立てから養生ネット張りまで完了しますが、

普段よりも多い5人がかりです。

それぞれの役割に分かれ、トラックの荷台から部材を渡す人が2人。

運ぶ人が1人。組立てる人が2人で手際良く組んでいきます。

 

朝から初めて、

1時間半で側面側の足場がここまで組み上がりました。

 

 

その後、その他の面も組立てを進め、

最後に養生ネットを張って、足場が完成しました。

 

 

足場に関連して、屋根の上には親綱というものが設置されています。

 

 

親綱には、足場の横揺れ防止や高所作業時の安全帯

(作業員が装着する落下防止のフック付きのベルト)を

繋げる役目があります。

 

また、

隣地との関係で、足場が設置できない面もありました。

その為、

通常は連続して設置される足場が途切れる範囲があり、

不安定になってしまいます。

ですので、

この現場では途切れた足場同士を親綱で繋ぎ、

足場の端部も外壁の立ち上がりに挟み込むようにして固定しました。

 

 

 

足場は職人さんの作業時の安全や作業効率に関わるものです。

設置後は、作業床が外れていないか、落下しそうな隙間は無いか、

作業スペースは確保できているかなど、隅々までチェックを行います。

 

次回は、その足場を使っての外部の解体工事の様子を届けします。

2019.06.10

外部解体工事 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

足場設置が終わり、工事は外部の解体工事に移りました。

 

外部の解体工事は、東面・バルコニー面・中庭面の外壁、

サッシ、屋根の仕上げ材(カラベスト)、

バルコニーの床を撤去していきます。

 

まず、解体する外壁面のモルタルを撤去します。

 

 

そして、モルタルを撤去した後、

ラス板(モルタルの下地の木材)と

フェルト(モルタルの内側の防水シート)を撤去します。

 

その後、サッシを取り外すと、

構造の柱と梁、土台だけの状態になりました。

 

 

 

解体が完了後には、透湿防水シートを使って解体範囲を覆い、

風雨から内部を守ります。

 

仮の風雨よけの為の透湿防水シートですが、

本来の施工方法と同じように下側の列からシートを張り、

雨水が入り込まないようにしています。

 

 

 

今後は、バルコニーの床や手すり壁の撤去を行っていく予定です。

次回は、解体工事完了と大工工事の様子を届けします。

2019.06.17

外部解体工事 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

外部の解体工事が進み、外壁や屋根材の撤去が終わりました。

内部の残していた床も撤去し、構造の柱や梁、

土台がよく見える状態になりました。

 

 

 

 

 

解体工事は、バルコニーの床を残して、それ以外は完了しました。

バルコニーの床は、大工さんの作業の効率を良くするために残します。

今後、大屋根の野地ベニアを重ね張りして、バルコニー上の仮屋根を

造ってから、床は撤去をしていく予定です。

 

解体工事が概ね完了したので、大工工事が始まりました。

今回の大工工事は、6カ月半という長い期間の予定です。

建物の仕様にもよりますが、30坪くらい新築工事ですと、

通常はだいたい3カ月くらいかかります。

リフォーム工事という事と、建物の規模が大きいので、

今回の工事は6カ月半の工期を見込んでいます。

 

大工工事は、バルコニー下の構造補強から行いました。

解体して、構造があらわになると、

柱や土台の腐食箇所がいくつかありました。

その中でも腐食のひどいところには、

サポートいう柱の代わりに梁を支える器具を設置し、

まずは安全を確保してから構造補強を進めていきます。

 

 

土台の腐食部分を取り除き、新しく桧の無垢材に交換しました。

 

 

新規土台も、既存のアンカーボルト(基礎と土台を繋げる金物)を

再度使用して基礎と緊結します。

そして、新旧の土台同士も、金物で繋ぎ、補強します。

 

 

その後、腐食している柱を1本ずつ交換していきます。

既存の梁を傷つけることなく、新しく入れる柱の加工を

現地で行い、設置しました。

 

 

腐食している柱・土台の交換が完了しました。

これでサポートが無くても、安全な状態になりました。

 

 

次回は、バルコニー作りをお届けしていきます。

2019.06.24

バルコニー工事 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

今回は、バルコニーの床下地を新たに造る前の

下準備についてお伝えします。

 

この建物のバルコニーの大きさは、100㎡くらいあります。

そのバルコニーの約半分は、鉄骨の上にスラブ(コンクリート造の厚い床)

があり、その上を防水処理がしてあります。

 

 

 

残りの半分は、木の下地組みの上に薄いコンクリートが

打たれてあり、さらにその上を防水処理がしてありました。

 

こちらのバルコニー工事では、鉄骨とコンクリートで出来ている方は、

構造の骨組みやスラブはそのままに、既存の防水を剥がし、

新しくするという方法をとります。

 

もう一方の木下地組み側は、勾配の取り方から変更していくので、

床組みに使用している木材もすべて撤去する計画です。

 

まずは、床下地もすべて撤去する、

木下地組みのバルコニーから取り掛かります。

 

バルコニーの床を撤去する前に、

1階部分が雨ざらしにならないように、

仮屋根を造りました。

 

大工さんが木材で骨組みを造り、10m角の大きな

ブルーシートで覆ってテントのようにします。

 

 

 

仮屋根で雨除けができるようになったので、既存の床を撤去していきます。

解体業者が防水シートを剥がし、薄く打たれているコンクリートを壊します。

 

 

その後、コンクリートの下にあったベニアやネダなどの木下地を撤去します。

木下地がなくなり、1階部分が上からでも良く見えるようになりました。

 

 

 

引き続き、むき出しになった既存の梁の上に

新しいバルコニーの下地組みを造っていきます。

 

次回は、新しいバルコニー造りをお届けしていきます。

2019.07.01

バルコニー工事つづき 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

前回に引き続き、バルコニーの工事についてお伝えします。

前回の現場レポートでお伝えしていた床を全て解体して、

梁だけの状態になっているところにバルコニーの床を組んでいきます。

 

 

バルコニーの床を組む際には、勾配をどのように取るかを検討します。

特にリフォームでは既存の梁の掛かり方を見て、スムーズに雨水が

排水口に流れていくように適切な傾きで造ることが重要です。

 

まず雨水が最終的に流れ出ていく排水口の位置を考えますが、

今回は既存の物を利用する為、位置が決まっています。

 

 

次に既存の梁に対して、どのように根太を組むかを検討しますが、

この建物は梁の方向が全て平行ではなく、半分が斜めに交差していました。

 

 

そこで、梁と直行方向にバルコニーの床の根太を組み、

根太と平行に勾配を取って、中央の溝で左右に流すことで、

排水口に雨水が流れていくようにしました。

 

 

 

弊社ではバルコニーの床下地は、ベニアを二重張りにして、

その上にケイカル板を張ります。

次回、ベニアやケイカル板が張り終わったところをお伝えします。

また構造補強の続きについてもお届けしたいと思います。

2019.07.08

構造補強工事 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

前回の現場レポートでお伝えした

バルコニーの床のベニア張りが終わりました。

 

ケイカル板は、防水工事を行う前に張る予定です。

ケイカル板が張られた様子も今後お伝えします。

 

 

 

今回は、構造補強工事についてお伝えします。

 

バルコニーの床工事を行う前にも、

腐食部分の構造補強についてお伝えしましたが、

その他にも間取りの変更に伴い、

柱を取って開口を広げたり、化粧柱に入れ替える

などの構造補強を行っています。

 

構造補強の流れとしては、

① 解体後に現地で当社技術責任者と、梁の掛かり方や

2階の柱や屋根からの荷重などを検討して、梁の大きさや、

金物の固定の仕方などの補強方法を決めます。

通常は一度の解体検証で終わるのですが、

今回は建物が大きい為、現地で何度も打合せをしました。

 

②必要な材料(柱・梁)を手配して、以前の現場レポートでも

出てきたサポートを使いながら、大工さんが柱・梁を

加工して設置していきます。

 

③指定した金物で、柱や梁をガッチリ固定します。

 

いくつか補強を行ったところをご紹介いたします。

 

 

 

梁を支えている柱を取り外し、梁の下に梁を重ねて

2階の荷重を支えています。

 

引き続き、構造補強の筋違いや金物付けを行っていきますので、

次回はその様子をお伝えしていきます。

2019.07.15

構造補強工事 小田原市IS様艇改装工事

こんにちは。工事部の平です。

前回の現場レポートに引き続き、構造補強についてお伝えします。

 

まず、既存維持の階段に接している柱の補強についてご説明します。

 

階段を支えている柱の一本が腐食をしていました。

その柱を交換してしまうと階段自体を傷つけてしまう可能性が高い為、

その柱を残して、隣りに新規の柱を立てて支えるという工法を採用しました。

ボルトで柱同士を留めることで、腐食している柱が支えている荷重を

一緒に支える役割があります。

 

 

梁、柱の構造補強を終えると、次は筋違いについて検証します。

当社の設計担当が既存の筋違いの位置や本数をチェックして、

構造計算を行います。

計算して足りないところに新規筋違いを取り付け、

必要な耐力壁を増やします。

 

 

 

さらに柱と筋違いは金物で固定します。

新規筋違いはもちろん、既存の筋違いにも金物を取付けます

 

 

 

今後も引き続き、構造補強用の金物付けを進めつつ、

2階の床組みを行います。

次回はその様子をお伝えいたします。

2019.07.22

構造補強工事 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

引き続き、構造補強についてお伝えします。

 

梁や柱・筋違いの取付けが終わり、金物の取付けを行いました。

 

当社では既存・新規共に、原則すべての柱の柱頭・柱脚に金物を取付けます。

取り付け位置の梁や土台に合わせて金物を選定し、

より強固にする方法を一本一本考えて施工します。

 

 

また筋違いが取付けてある柱は、

引抜き力(柱が抜けようとする力)が大きく掛かる為、

その柱頭・柱脚には、より強い引抜き力に適合する金物を取付けます。

 

 

 

その後、当社の技術責任者の検査を受け、建物全体を見て、

土台や梁同士の力が掛かる所に金物を足す等の施工も行いました。

 

検査に合格して、金物の取付けが完了したので、2階の床組みに取り掛かります。

 

 

次回はその2階の床組みの様子をお伝えいたします。

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