2019.07.08
こんにちは。工事部の平です。
前回の現場レポートでお伝えした
バルコニーの床のベニア張りが終わりました。
ケイカル板は、防水工事を行う前に張る予定です。
ケイカル板が張られた様子も今後お伝えします。
今回は、構造補強工事についてお伝えします。
バルコニーの床工事を行う前にも、
腐食部分の構造補強についてお伝えしましたが、
その他にも間取りの変更に伴い、
柱を取って開口を広げたり、化粧柱に入れ替える
などの構造補強を行っています。
構造補強の流れとしては、
① 解体後に現地で当社技術責任者と、梁の掛かり方や
2階の柱や屋根からの荷重などを検討して、梁の大きさや、
金物の固定の仕方などの補強方法を決めます。
通常は一度の解体検証で終わるのですが、
今回は建物が大きい為、現地で何度も打合せをしました。
②必要な材料(柱・梁)を手配して、以前の現場レポートでも
出てきたサポートを使いながら、大工さんが柱・梁を
加工して設置していきます。
③指定した金物で、柱や梁をガッチリ固定します。
いくつか補強を行ったところをご紹介いたします。
梁を支えている柱を取り外し、梁の下に梁を重ねて
2階の荷重を支えています。
引き続き、構造補強の筋違いや金物付けを行っていきますので、
次回はその様子をお伝えしていきます。