2019.10.28
こんにちは。工事部の平です。
今回は天井組みについて、お伝えします。
天井の下地組みをする前には、
ファイヤーストップ(耐火性を高める為の施工方法)と呼ばれる
石膏ボードを天井裏に隠れる部分の外周部の壁にも貼り付けます。
その後、天井の下地組みを行っていきますが
この建物は勾配天井が多いので、
屋根の勾配に合わせて下地を組んでいきます。
下地を組む際も、屋根と天井との間には断熱材を
充填するので隙間を開けます。
断熱材の厚みの15.5cmの上に通気層の5cmをつくりますので、
屋根からは、20cm離して天井の下地を組みました。
通気層は断熱材と屋根の間の空気がよどまないように、
軒天井と屋根の棟に換気口を設けて空気の流れをつくっています。
天井下地が組み終わると、下地材の上に断熱材を充填します。
断熱材の充填後、石膏ボードを張ります。
石膏ボードが張られると雰囲気がまた変わりますね。
次回は外壁の下準備についてお伝えします。