2019.11.25
こんにちは。工事部の平です。
今回は、床張りの様子をお伝えします。
この建物の床材の仕様は、1階が桧のフローリング、
2階がパインのフローリングと1、2階で異なっています。
ヒノキのフローリング
パインのフローリング
2つのフローリングは、色味や匂い、
節の形などに違いがあります。
また、以前の現場レポートでもお伝えした通り、
玄関框との取り合いは曲線に加工する必要があります。
幸い、既存の玄関土間とフローリングの仕上がり高さが
1センチの段差であった為、新規の段差も1センチとし、
框が薄い木材で対応できたので曲線加工することが出来ました。
ただ、木材を曲線に加工するのは容易ではありません。
今回はお湯で框材を柔らかくして曲げていく方法を取りました。
温める ⇒ 曲げる ⇒ 乾かす ⇒ 固める
の工程を繰り返し行い、2日掛けて框を曲線に仕上げました。
その框にフローリングを合わせていくことも
とても手間が掛かり、カンナや紙やすりで
曲線に合わせて一枚一枚加工していきます。
曲線の框に合わせてフローリングを張り終わり、
養生シートで保護して完了です。
2階もフローリングが張られ、お部屋らしい雰囲気になりました。
次回は、大工工事の石膏ボード張りの様子をお伝えします。