2020.02.10
こんにちは。工事部の平です。
今回は、クロス工事についてお伝え致します。
まず、壁や天井のクルスを貼るために、
大工さんが施工した石膏ボードの下地に、
パテ材で下処理を行います。
このパテ材の下処理は、
クロスを貼る工程の中でもとても大切な作業で、
継ぎ目の無い平滑な面を造ることで、
最終的な仕上がりも良くなるのです。
パテ処理は、性質の違うパテ材を使い、3回に分けて行います。
1回目は、
粒子の粗いパテ材を使用し、石膏ボードの継ぎ目のV溝部分に塗ります。
塗ったパテ材が乾いたら紙やすりで平らに削ります。
2回目は、
1回目と同じパテ材を使って塗ってから、また削ります。
その後3回目は、
粒子の細かいパテ材を使い、より平らになるように塗り重ね、
再度削ります。
リフォームの場合、大工さんも出来るだけ調整をしていますが、
柱や梁が反るなどして石膏ボードがねじれているところは、
1回目、2回目の作業を繰り返し行い、より平らになるようにしてから
3回目のパテ材を塗って下地が完成します。
その後、クロスを貼っていきます。
クロスは先に天井面を仕上げてから壁へと張り進めます。
天井
壁
クロス工事が2週間ほどで終わり、次は珪藻土塗りへと移ります。
次回は、その様子をお伝え致します。