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スタッフブログ

平野 聡史 2020.06.08

緑を楽しむ和室 ~増築と全面改装~

こんにちは設計の平野です。

新型コロナウイルス禍による緊急事態宣言が明けて

2週間ほど経ちましたが、マスクをして手指の消毒、

人と会うときはなるべくソーシャルディスタンスを保って、、

ということが新しい生活習慣になりつつある世の中。

適切に予防をしつつ、経済活動は活発化させていきたいですね。

 

緊急事態宣言の真っ只中だった今年のゴールデンウィークは、

異例のステイホーム週間だったため、

おうちで過ごした方がほとんどだと思います。

 

私は料理をたくさん作りましたね~

(同時にお酒もたくさん飲みました)

出来たらさっさと食べ始めてしまうので、

ほとんど写真が残っていない・・・

あ、ボロネーゼ作った写真がありました。

 

 

結構本格レシピで作ってみたのですよ。

ローリエなんか入れて煮込んじゃってますから。

完成写真は撮り忘れました!

 

つまみを先に作り、

お酒を飲みながらメインを作るのが至福の時。

つまみ作りには サバ缶が活躍しましたね。

 

 

すみっこぐらしのグラスにビールて笑

 

 

ポリ袋にラフに刻んだキュウリを入れてかるく叩き、

ごま油、塩、ガラスープの元と一緒にもみこんでしばらく置いてから、

サバ缶の中身と和えただけの簡単おつまみですが、

なかなかイケます。是非お試し下さい。

 

 

みなさまが普段よりも長い時間をご家族とおうちで過ごされている中、

快適で豊かな暮らしを営んで頂けているのか?

住まいづくりを生業とする私達にとっては、

住まいの真価が問われたような期間でもあったように思います。

 

OBのお客様からは、きっとおうちについて

考える時間が多くなったためでしょう、

住まいや外構の新たなご相談を頂くことが増えたように思います。

「快適に過ごしてます~」というお声も一緒にお聞きできて、

大変嬉しく思います。

 

さて、

そんな新型コロナ禍による困難を乗り越え、

先日完成した物件の一部をご紹介させて頂きます。

 

築年数は15年未満。

ご主人が独身時代に建てられた

延床28坪ほどの木造在来工法2階建てのお住まいを、

奥様とお子さまのお好みやご意見を取り入れ、

ご家族の新たな暮らしの器とするべく全面的な改装を

建築確認申請の不要な10㎡未満の増築(準防火地域外のため)

と併せて行わせて頂きました。

 

全面的に、といっても耐久性の高い瓦屋根、

ペアガラスのサッシや建具など、

間取り変更に影響なく既存利用できる物は残し、

お部屋の広さや、収納量の確保、

寒さ対策(床暖房・仕切りの建具)などを講じました。

私からは増築部分を中心にご紹介させて頂きたいと思います。

 

改装前の外観です。

 

外観ビフォー

 

 

模型増築側を見る

 

ビフォ―写真の2枚目の向きから見た、改装後のイメージ模型。

玄関周りを絡め(既存玄関屋根は形状を変えて造りかえ)、

6帖分の空間を増築しています。

 

模型デッキ側から

 

反対側から見る。(実際にこの位置からは見えづらいのですが)

増築部上部はルーフバルコニーとする計画です。

 

完成後の写真です。

 

外観アフター

 

 

外壁は既存(モルタル下地+リシン吹付け仕上げ)を残せるところは残しつつ、

増築部やサッシ交換部分は下地からやりかえた上、

全面を落ち着いたブラウンに塗り替えました。

 

 

床にある石は、以前の玄関屋根を支えていた柱の束石です。

床タイルは、実は新しい玄関戸に接する一列分だけをやり替えています。

 

 

室内です。

 

床は桧無垢。壁はオリジナル珪藻土。

見えている梁は既存のものです。

キッチン前とデスクコーナー脇の壁は、どちらもボードを剥がし、

筋違いを表しにして開放感を。(筋違いは新しいものに交換)

キッチン前はコンロ側に油避けの強化ガラスを仕込んでいます。

 

和室とLDKのつながり

 

反対にキッチン側から見たところです。

掃出し窓の横が増築した和室。

2本の建具を閉めれば個室にも出来ます。

 

和室

 

障子付きの小窓

 

ピクチャアウインドウ

 

着物の収納棚

 

和室掃出し

 

お庭の緑は新築時にご主人が植えられた樹木です。

この和室は障子を開ければ、どの窓からも緑が見えます。

明るいLDKとは趣を変え、壁を多めに、

明るさも絞って落ち着いた雰囲気になるように仕立てましたが、

それにより余計に外の緑の豊かさが感じられたように思います。

緑がある住まいって良いなあ~

 

地窓はちょうど花壇の見える位置に設けました。

 

 

 

お子さまたちも早速気づいてくれて、

「お花がみえる~」

と地窓から外を眺めてくれていました。

 

その反応が、設計・コーディネートをした者にとって、

何よりも嬉しいご褒美です。

 

豊かな暮らしに寄り添う住まいになってくれたら幸いです。

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