友坂 俊行 2021.03.01
帰ってきたときの空気が爽やかだし、
静かに本を読むことも多くなった。
朝の目覚めがよくて、身体の調子も整っている。
なんだか落ち着く時間が増えたような気がする。
柱に記録した子供の成長が楽しみ。
どの季節も裸足で過ごしているし、
湿気を気にしていたのはいつの頃だっただろうか。
数年も経てば素材の色も馴染み私の好みとなってきた。
家族にとっての「家」とはなにか。
ごはんを食べたり、笑いあったり、
ボケっとしたり、眠ったり…
たくさんの時間を過ごす場所。
昔も今も変わっていないはず。
快適な時間を得るためには、忙しい日々のなかで
常に工夫しなくてもよいかと思います。
家の素材を木と紙と石の力に頼ってみたら、
自然と五感に寄り添う暮らし方になるのだから。。。
刺激的な出来事が多い現代社会。
だから家に居るときくらいは
気を張らなくていいじゃない。
そんな時間を重ねていけるかどうかで、
家族にとっての生活の本質が
変わってくるかと思います。
素朴な材と、明るさや風通しが得られるよう
工夫したなかで、いつまでも過ごしていきたい。
私たちの創る木の家は、
そんな想いに
寄り添う存在であり続けたいと思います。
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