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スタッフブログ

平野 聡史 2021.03.08

家族と共に育つ住まい ~海老名・横浜の新築~

こんにちは、設計の平野です。

日によって寒暖差が激しく、

いわゆる三寒四温な気候ですが、

少しずつ春の足音を感じるようになりました。

 

 

アプローチに植えているミモザ(アカシア)も

いつの間にか明るい黄色の花を咲かせていました。

本来かなり大きくなる樹なので、

広くないアプローチには向きませんが、

まだそれほど急激に大きくなることもなく、

ビタミンカラーの花が毎年元気をくれます。

今月下旬には、アオダモの芽が動くかな・・・?

 

木や草などの緑は、いち早く季節の変わりを告げてくれます。

特にアプロ―チ周りは毎日目にするところなので、

変化に気づきやすく、それが忙しい日々に

ちょっとした潤いを与えてくれるってもの。

広いスペースがないとしても、

是非緑を植えることをおススメシマス!

限られたスペースであれば、

手入れもなんてことないですから・・・。

 

 

 

先日まで飾っていたお雛様。

以前はテレビボードの上が定位置でしたが、

想定外のテレビ大型化により置けなくなり、

奥行きジャストで、

なんとかダイニングの出窓カウンターに着地!

季節の飾りものを置くスペースも、

設計段階であらかじめ考えておくと良いです。

あとテレビの大きさも。

 

さて、

月~2月にかけて完成お引き渡しを

させていただきました新築物件が2件。

どちらも子育て真っ只中のご家族の住まいです。

 

 

<海老名の家>

小学校のすぐ近くということもあり子育てしやすそうな、

分譲地の一区画を購入されての新築。

間取りについては、

畳スペース(客間としての利用も含めた)の必要性や、

吹き抜けの位置関係、バルコニーの広さなど、

色々な可能性を検討し、お話合いを重ねて

最終形にたどり着きました。

 

結果的に、最も抜けがある南西の角にリビングを設け、

上部を吹き抜けにした間取りに。

 

玄関

 

LDKの入口はタモ材+フロストガラス。

右のちょっとしたニッチと手すり代わりにもなる小棚は、

日々の何気ない動きの中で重宝する名脇役的存在。

 

キッチンから見る

 

吹き抜けを見上げる

 

上の写真は、年末のお昼すぎに撮った写真。

あたたかい太陽光が室内に存分に注がれ、

その輻射熱で床面もぽかぽかしていました。

太陽のチカラ、スゴイ!

夏場は軒で日射遮蔽される計算。

 

LDから水まわりを見る

 

サニタリーへの引き戸は、

シナ材にスリットガラスを入れた造作戸。

右に見えるのはちょっとしたデスクコーナー。

季節の飾りものを置いても良いですね。

 

キッチン

 

キッチンは奥様こだわりのタカラのホーロー製。

フラットで奥行きがあるワークトップなので、

みんなで楽しくお料理できそう。

 

まだ小さなお嬢さんも成長したら、

積極的にお手伝いしてくれることでしょう!

 

背面のバックセット収納は、

タモ材を使った私たちのオリジナル造作。

ゴミ箱や家電スペース等、

収納したいものを打合せしてレイアウトを決め、

引手の金物はお好みで選んでいただきました。

 

サニタリー

 

洗面化粧台は同じくタモ材+ガラスモザイクタイル。

鏡の前に人並んでも使える長さの間取りにしています。

洗濯機置き場は背面に。

 

建築が完成し、

ウッドデッキ・駐車場などの外構工事の最終仕上げとして、

門柱前にアオダモが植樹されました。

 

 

 

 

ちょっと大袈裟かもしれませんが、

この木が入った途端、

家に生命力が宿されたように私は感じました。

 

建築本体は比較的シンプル、

そとん壁かきおとし(白)の外壁に、

ファサード面はスクエアな窓が3つ、という

さっぱりとした感じだったので

余計にかもしれませんが、

建物がとてもイキイキとした表情に

なったように感じたのです。

 

「やっぱり植木はいらないかも…」

と言われても、なんとかお願いして

入れさせていただいただけのことは

あったかと思ってます()

 

建築に人が暮らして「住まい」になり。

木が植えられることで「まち並み」になる。

 

近くの小学校に通う近所の子供たちにも、

季節の移ろいを慈しむ心が

育ってくれることを願っています。

 

 

<横浜の家>

横浜市の閑静な住宅街。

古屋付きの土地をご購入され、解体して

更地にしてからの新築工事でした。

南東の角地で、敷地面積もゆとりがある

恵まれた立地条件。

 

玄関から2つの動線を設けました。

 

 

写真左がLDKへ直通のメイン動線。

裏動線として、正面(引戸が隠れてます)に、

シューズクローゼット

ウォークスルークローゼット

サニタリーのすぐ側に通じる動線があります。

ご家族の日常の出入りは、

この動線を使うことが多いでしょう。

 

「靴をしまって~上着を脱いで~手を洗う」

がスムーズに。

 

LDKから玄関側を見たところ

 

階段脇のスペースは、

カウンター上が「ディスプレイスペース」。

下の家型の開口部分は、

まだ小さなお子様の「遊び場」として。

さらに!

将来的に犬を飼ったときの

「ワンちゃんスペース」を想定しています。

 

奥様は以前、

近畿の工務店に勤められていたご経験があり、

こちらのコーナーは奥様が描いてこられた

原案イメージスケッチを基に設計しました。

内部部は左側に抜けられるようになっています。

 

LDから玄関を見る

 

雰囲気のあるブラケットライトは、

施主さまご支給品で銅製のもの。

ハンドメイド照明を販売されている、

滋賀の「アトリエキーメン」さんの照明。

銅の質感がそのまま味わえるような

かわいい照明でした。

 

 

 

ダイニングのスペースは、

コーナーを出窓にすることで、

まち並みに対して少し開きながら、

日当たりも良くコージーなスペースに

なることを願って設計しました。

 

リビング上は吹抜け。

吹抜けを横断して回遊できる

キャットウォークがあります。

 

 

ぐるっとまわれる2階のホール。

階段側の手すりは本棚も兼ねています。

 

こちらの物件は、外構工事は受注外なので、

そちらの様子も拝見させていただくのを

楽しみにしております!

 

ハイ。

ということで、

今回は2つの新築物件の一部を

ご紹介させていただきました。

 

ご家族の成長と共に植えた木は成長し、

無垢の木も日に焼け、

傷つきながら、

ご家族の色に育っていきます。

 

時間が経ち、

より愛着が沸く住まいに

なってくれたら嬉しいです。

 

S様、O様 。

この場を借りて改めて感謝申し上げます。

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