上田 幾美 2021.05.24
こんにちは。設計の上田です。
5月も末となり、
新緑の気持ちのいい季節になりました。
全国的に早い梅雨入りということもあり
例年よりも天気の心配も多く、
いつも以上に晴れ間の有難さを感じています。
さて、現在、新築工事の物件では、
私の担当物件としては初めて、
薪ストーブの設置をさせて頂きます。
施工条件やストーブの種類選択など、
一緒に担当をしている蓮実も交えて検討を重ねました。
完成は9月とまだ先ですが、
完成した際にはをご紹介できればと思います。
個人的に、とても印象に残っている薪ストーブがあります。
建物に造作された、薪ストックスペースです。
こちらは日本ではなく海外のお宅ですが、
私がお邪魔した季節は今と同じく初夏。
ここに住まう友人夫婦がDIYで造ったとのこと。
暮らしの中心にある薪ストーブスペース。
施工させて頂く機会があれば、
是非採用したい！
と、温めていた案でしたが、
残念ながら湿気の多い日本では、
不向きとのことでした。
とても残念。。
※薪は乾燥させるために、風通しの良い
場所へのストックがおすすめです。
住まいには他にも夫婦の手仕事が随所に見られ、
丁寧な暮らしぶりが伝わってきました。
庭の物干し金物。
窓辺におかれたシロップ。
日々の食卓の卵など。
久しぶりにそんな写真を目にした翌日、
いつもより丁寧に朝食を作りました。
残念ながら自宅には庭がありませんが、
代わりに食卓の窓からは山が見渡せます。
窓から山の景色を眺めながらの朝食時が
わたしの一番好きな時間です。
我が家ではこの窓のあるダイニングスペースが、
暮らしの中心となる場所かも知れません。
場所や住む人の数だけある、
暮らしの中心となる場所。
大切に計画をしていきたいと思います。
お庭でランチやお茶を楽しむ暮らし。
憧れます。
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