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スタッフブログ

半田 淳子 2021.05.24

減災を考える (パイプラック転倒防止を使ってみる)

こんにちは!半田です。

5月も後半に差しかかり、Tシャツ一枚で

気持ちのいい気候があっという間に過ぎ、

もう梅雨入りの気配ですね。

 

おうち時間もすっかり長くなり、

次の週末は何をしようかな~と

週の始まりに考えるようになりました。

 

あっという間に、1日が過ぎてしまい

「何もせずに一日終わってしまった…」

なんてならないように、

何か一つはタスクを作ろうと思っている今日この頃。

 

そんな週末、

減災について考え、重い腰を上げてみました。

 

我が家はちいさな家の為、

なるべく部屋に圧迫感を持たせないように、

背の低い家具を選んでいます。

 

ですが、一つだけ例外で背の高いラックがあります。

 

 

こちらは元々は洗濯機ラックとして

使っていたものですが、今はその役割を終え、

ラックにハンガーパイプを追加して、

子供の衣類やキャンプ用品などを収納しています。

 

背の高い家具は、圧迫感もありますが、

それ以前に、地震の時は転倒して危なかったり、

転倒した家具が避難経路をふさいだりするのでは?

と何かと不安でした・・・

 

今回、ずっと気になっていたけど後回しになっていた

このラックの地震対策をしてみました。

 

まずは、このラックを何で固定するかを考えました。

 

家具の転倒防止対策として、

上下に突っ張るポール式器具がありますが、

ゴツくて見栄えが良くないのと、

縦揺れには効果がありそうですが、

横揺れに対する効果は期待できなさそうで、

他のものを探しました。

 

L字金具で壁と棚を固定する方法などもありますが、

棚の素材がスチールの為、それも断念しました。

 

そしてホームセンターで見つけたのがこちら。

 

 

スチールの柱と壁を固定するのに良さそうです!

ただし、取り付けるのはどこでもいいわけではありません。

 

木造住宅の場合には、縦桟の部分に

直接取り付けないといけません。

 

このラックの柱部分と縦桟の位置が合わない為、

横木を通してから金具を打ち付けることにしました。

(消防庁のホームページ「地震による家具の転倒を防ぐには」を参考にしました。)

 

縦桟の位置を確認してからビス止めしていきます。

水平もちゃんと確認しましたよ。

 

 

そして金具を取り付けて

 

 

固定します。

 

 

ついでに子供の成長に合わせて、

ラックの棚の位置も変更して設置完了です☆

 

どこの棚が変わったかわかりますか~?

 

 

今回の作業は、

物をどかし→壁の柱の位置を確認

→横木を固定→金具取付→棚の位置調整で、

トータルで2時間ほどかかりました。

 

かなりの長丁場となりましたが、

棚に入っていた不要なものを断捨離したり、

棚の高さの調整もできたので大満足です。

 

あくまで転倒防止対策ですので、あまり過信せずに

地震が来たら大きな家具から離れるなどしたいと思います。

 

今日何しようかな~なんてお悩みの方は、

思い切って防災対策デーにしてしまうのも

いいかもしれませんね。

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