友坂 俊行 2021.10.04
明け方がひんやりしてきました。
10月に入ると紅葉も年末も
意識するようになります。
昨年同様の家籠りとなるのでしょうか。
振り返ってみると…
より多くのお客様と出会い、
より多くのお話しをさせて頂いた印象。
世の情勢からみても、
忙しく仕事をさせて頂いているだけで
とても有難いことです。
ご家族のタイミングで
私達に声を掛けて頂いている為、
住宅建築は景気に直接
左右されにくい面もあります。
しかしこのコロナ禍においては
人の生活を根本から考えさせられ、
新しい時代への変化をもたらしました。
まだ２～３年は落ち着かないだろう
との専門家の意見を聞くと、
求められる住まい方は益々多様化され、
私たち設計者もより柔軟な捉え方を
しないとなりません。
さて先月、
町田市のマンションリノベーションの
お引渡しをさせて頂きました。
最初のきっかけは食洗器が
壊れた…がスタートでした。
お子様も独立を迎える中で、
この先５年後や１０年後では
なかなかタイミングを
失ってしまうかもしれません。
今までよりも多く
居ることになる場所、
温もりある素材に包まれ暮らす。
少し個室は削られても、
収納をたくさん作りたい。。
お話ししていくうちに
全体リノベーションへと
盛り上がり…
無事完成を迎えました。
これから新築を迎える模型もちらりと。
北側の厳しい高さ制限と
南側のこれまた厳しい
道路斜線制限の間を縫って…
建蔽率もギリギリの住まいを設計中です。
これからも考える事はたくさん。
でも探究させてくれることは
とても有難いことですね。
今年もあと3ヶ月。
身体を労わりつつ頑張りましょう！
友坂
CATEGORY
ARCHIVE
