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スタッフブログ

一ノ瀬 幸恵 2021.11.08

あるものを生かす。

こんにちは。一ノ瀬です。

11月も2週目、

今年もあっという間に

過ぎていってしまいそうです。

 

コロナウィルスに

振り回されてきた約2年ですが、

一旦落ち着いてきた様相?

 

まだまだ気は抜けませんが、

今は外でおいしいごはんと

お酒が飲める幸せを

かみしめております。

 

しかし一段と冷え込みも厳しくなり

空気も乾燥しておりますので、

皆さま風邪などひかれませんよう

お気をつけください。

 

さて、本日は改装工事のご紹介です。

 

今回改装させていただいたお家は、

元々がハウスメーカーの

鉄骨ユニット工法でつくられた建物。

 

リフォーム工事では、

元々の構造が何であるかにより、

計画していく形や検討するべき

内容に大きく影響してきます。

 

今回は元々の壁を取り払って

部屋をつなげることが出来るのか?

仕切りを減らして広々と開放感のある

明るいお部屋に出来るのか。

 

お風呂などの設備の位置の変更も

伴う計画のため、事前の調査も

綿密に行いました。

 

その中でも

鉄骨ユニット工法での難しい部分、

構造となっている鉄骨の柱は

位置の移動や撤去ができません。

 

今回は抜ける部分の壁を

取り払いましたが、

つながったお部屋の中に

どうしても出てきてしまう

鉄骨の柱まわりの造作が、

結果的にお家の中心となるような

素敵な場所に仕上がったかと

思いますので、

そちらを中心にご紹介です。

 

 

中心にある柱が構造の鉄骨の柱です。

位置としてはLDKの入り口と、

リビングスペースの間。

 

 

写真真ん中はTV台、

右の扉は水廻りにつながる

ドアです。

 

実はこちらの柱、

いくつか役割があります。

 

ひとつめは、

印象的なタイルを生かす場所。

外国に旅行に行かれた際に

集めていたとのこと。 

どれも素敵な絵柄です。

せっかくなので

ギャラリースペースとして。

 

 

ふたつめはペットの

ねこちゃんの爪とぎコーナー

として。

下の方、カーペットの仕上げに

なっています。 

木の枠で囲んでいますので、

取り換えもできます。

 

 

 

みっつめは飾り棚として。

 

 

柱と壁の間は

通り抜けは難しい幅、

壁と柱の間に

棚を造作することで、

格子のような空間を

ゆるく仕切る場所に

なったかと思います。

 

LDKの入り口の横は

個室にもなっているため、

目線を個室側に向けない

役割にもなっています。

 

抜けない柱廻りをどう活用するか、

たくさん悩んだ場所ですが、

うまく生かした場所をつくれたかな、

と思います。

 

リフォーム工事の中には、

たくさんの「あるものを生かす」

がありますが、

 

今回は思い出や、構造、

空間を生かすことが出来た

工事だったように思います。

 

もともとのお住まいの改装工事ですので、

リフォーム後のご生活の変化も

感じられるかと思います。

 

またご生活の様子も

うかがえればと思います。 

それでは!

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