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スタッフブログ

大坂 崇徳 2021.12.13

薪ストーブライフ ~薪の着火のご説明~

12月も半ばになり、

日中もかなり冷え込むように

なりました。

 

国内では

新型コロナの感染も落ち着き、

飲食業や観光業なども日常を

取り戻しつつあるようです。

1日も早く、密なども気にせず、

マスクの煩わしさなどからも

解放された、本当の意味での

日常が戻ることを願っております。

皆様は冬の寒さで

風邪などひいていませんか?

 

今週は、寒さが何より苦手な

大坂が書かせていただきます。

 

さて今回は、

我が家の冬の風物詩である

薪ストーブのことを

ご紹介いたします。

 

これまでも何度か紹介しましたが、

今回は特に着火の仕方について

ご説明いたします。

 

薪ストーブの着火方法は

いくつかあり、

機種によっても異なりますので、

あくまで我が家の場合と

ご理解いただき、

薪ストーブに興味を持って

いただければ幸いです。

 

我が家の薪ストーブは

こんな感じです。

 

 

ダッチウエストのフェデラル

コンベクションヒーターという、

割とクラッシックな

薪ストーブですが、

排煙を少なくし

燃焼や暖房の効率を上げるために

触媒を活用しているのが特徴です。

 

まず、左右のこの位置にある

エアの吸気口を全開にします。

 

 

各所にあるハンドルの操作には

これを使い、

 

 

上部にあるレバーを手前にして、

排気のルートを触媒を経由せずに

直接煙突へ通すようにします。

 

 

前扉を開けて、

 

 

 

下に太めの薪を置きます。

 

 

その上に中くらいの薪。

 

 

その上に細めの薪と重ねていきます。

 

 

そして着火剤を使って火をつけます。

 

ちなみに着火剤は、

FSCという森林認証の木を

活用したこちらを使っています。

 

 

 

さて、ここでクイズです。

 

積み重ねた薪のどの位置に

着火剤をおいて

火をつけるのでしょうか?

 

  • 一番下
  • 真ん中あたり
  • 一番上

 

正解は・・・

  • 一番上 です。

 

炎は当然下から上へあがるので、

皆さん一番下に火をつけると

思っている方が多いと思います。

焚火などではそうしますよね。

 

しかしそのように着火すると、

まだ火が小さく、

充分に燃焼する力が無い段階で

太い薪を燃やさなければならず、

ちゃんと燃えずに

薪の表面だけを燻し続け、

煙ばかりが出て

うまく燃焼しません。

 

ですので、

一番上に着火剤をおき、

その周りに焚きつけの

細かな木をおきます。

 

 

 

そして扉を閉めます。

 

 

最初はこんな感じで

炎も小さく、

暖かくもありません。

 

 

炎が大きくなり部屋が暖まるまで、

だいたい30分くらいかかります。

 

夜の室内はこんな雰囲気です。

(片付けが出来てなくてすいません)

 

 

ある程度火が回ると

炉内の温度が上がり、

 

 

目安ですが、炉内の温度が

150℃位になったら、

 

 

排気のルートを切り替えて、

触媒を通過して2次燃焼をさせます。

 

 

 

すると、

炉内の炎の燃え方が変わります。

 

 

写真では

分かりづらいと思いますが、

オーロラのような

揺らめく炎になります。

私は、

この瞬間がとても大好きです。

 

今回はここまで。

 

着火してからの炎との戯れは、

また別の機会にご紹介いたします。

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