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友坂 俊行 2021.12.20

間接光がもたらす陰影

17~18世紀にかけて制作された

バイオリンの最高傑作「ストラディバリウス」

なぜこれ程までに高価なのか?

先日TVで特集をしておりました。

 

楽器に関してはズブの素人の私ですが、

その内容を聞き驚愕しました。

理由は「現代の技術でも再現できない」

事にあるそうです。

 

300年前の名工の技術に科学的な

根拠が示せない深さ。

日本の寺社仏閣にも同じ響きを

感じさせます。

 

一年前。

元ガラス屋さんのお宅から

リノベーションの相談で

声を掛けて頂きました。

持て余した住まいを

今後の生活に当てはめた時、

今の家は大きすぎる。

減築し、平屋暮らしにしたい

とのご要望でした。

 

私たちの最も得意とする計画に

魅力を感じると同時に、

先代の職人さんが造った

ガラス障子が特に印象に残りました。

 

 

 

松や亀など、おめでたい装飾が

ひとつの絵となるこの建具は、

50年近くの時を経て、

私たちに残したいと思わせてくれます。

 

そのリノベーション後の様子をご紹介。

 

 

 

 

ニ間続きから仏間のある畳の間へ

リビングとの仕切りに施されたガラス障子

間接光がもたらす陰影が美しい

 

 

 

 

玄関の飾り棚や照明も当時のものを利用。

小野寺が設計担当したイメージが形となります。

異なる紋様のガラスを組み合わせた造作建具は

特にこだわったとか。

 

 

 

 

 

既存の床柱や梁、仏具や照明の品々。

調和にとても苦労の跡が感じられます。

いつもながら職人さんには感謝しきり。

 

やはり、リノベーションにはドラマがありますね。

これからも長い年月を掛け、

馴染んでいく様子をみていきたい。

 

友坂

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