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スタッフブログ

平 良介 2021.12.27

木造在来工法 建て方

こんにちは。

工事部の平です。

クリスマスも終わり、

2021年も残りわずかですね。

我が家は来年に向けて、

大掃除をがんばっています。

息子もおもちゃの掃除機で

お手伝いをしてくれています。

 

 

さて今回は、先日行った

新築の建て方の様子をお伝え致します。

 

建て方とは、新築工事で

建物の構造材を組み立てることで、

木造在来工法でいうと

土台を据えた後に、

柱、梁、棟上げまでの

作業のことを指します。

建て前や上棟などとも言います。

 

当社の木工事は基本的には、

大工さんが1人か2人で完成させますが、

建て方の時は大工さんが5・6人程集まり、

レッカー又は荷上げ業者と共に

一気に組み上げていきます。

 

建て方は、

まず1階の梁をそれぞれが

組み上げられる位置に配置してから、

1階の柱を建てていきます。

 

 

柱を建て終えると

その柱の上に梁を架けます。

重い梁を3m近い高さまで

持ち上げて組み立てるので、

この作業はとても大変です。

 

八戒(ハッカイ)などの

道具を使って持ち上げ、

上にいる大工さんに渡し、

上の大工さんが掛矢で叩いて

はめ込んでいきます。

 

 

 

一本ずつ梁を持ち上げて

組み立てるのを繰り返し、

1階の梁が組まれていきます。

 

 

その後、

下げ振り(サゲフリ)という

垂直を調べる道具で、

柱の垂直を調整します。

 

 

続いて、

梁や柱を繋ぐ金物を固定し、

2階の床用厚ベニアを張ります。

 

 

2階も1階と同じように梁を配り、

柱を建てて梁の固定までを行います。

 

 

 

 

その後、

梁の上に、屋根を支える母屋を

組み立てていきます。

母屋の中で一番高い部分の木材を

「棟木」といい、

その棟木を取り付けることを

「棟上げ」といいます。

 

母屋組みが終ったら、

屋根下地である垂木を

取り付けていきます。

 

 

垂木が終ったら

野地べニアを張って、

建て方の作業は終了です。

 

 

土台だけの状態から

建物が組み上がっていく姿を

目の当たりにするのは、

いつも感動的です。

 

幣串という上棟の飾りも設置し、

今後の工事の安全をお祈りしました。

 

 

今年最後の建て方も終わり、

仕事納めももうすぐです。

 

今年も様々なリフォームや新築に

携わることが出来ました。

来年も、より良い家造りの

お手伝いができるよう精進して参ります。

 

皆様、よいお年をお迎えください。

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