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スタッフブログ

邊土学丈 2022.04.18

桧の床で1年間、生活をしてみて

こんにちは。

工事部の辺土です。

桜が咲いて、散って、

花粉症の症状が段々と

納まってくる時期に

なってきたと思ったら、

グッと冷え込んだりして、

体調の管理が本当に

難しい毎日ですね。

 

さて今回も、自宅を新築後、

1年間過ごした感想を

お伝え致します。

 

今回は床材についての感想です。

弊社の標準床材は桧の無垢床材です。

 

 

写真は新築引き渡し時の

床の写真です。

大まかな品質のグレード分けがあり、

上位から無節(節が無い)

→上小節(節が非常に少ないまたは小さい)

→特一等(節があるものが含まれている)

という順番になります。

その中でも特一等材を

標準の材料として

採用しております。

 

私の自宅はもちろん特一等材です。

上位グレードには手が届きません。。。

桧の床にした理由を挙げますと、

・自宅でスリッパ生活はしない。

・素足での肌触りが良いものがいい。

この2点が最重要ポイントでした。

 

狙い通り、

足の触り心地は良いですし、

床でゴロンと寝転がっても

痛くないですし、

冬でも足裏がヒヤッと

することがありません。

人の体には本当に採用して

良かったと思える床材です。

 

ここからは人によって

デメリットになるであろう

点をお伝えします。

 

1つ目は傷です。

 

 

我が家のダイニングの椅子です。

この椅子を使っていれば、

 

 

無数に傷つきます。

また、

子供たちの勉強机の脚ですが、

 

 

以前、

この机の脚に傷を付けない為の

靴下を履かせていたのですが、

 

 

靴下の縫い目に負けて、

逆に凹みました。

今は脚の下にフェルトを

張ってあります。

ただ住んで2週間もすると、

傷の事なんて、

全く気にならなくなりました。

床の傷より気になることが

人生にはありますから。

 

2つ目は、

無垢床は季節の湿気や

乾燥に敏感に反応します。

 

 

 

床材と床材の隙間から、

床材を留めているステープラーの

芯の様な金物が見えてます。

新築当時は、

大工さんが綺麗に仕上げてくれて、

もちろん見えていませんでした。

ですが、

冬の乾燥時期には

床材が痩せて隙間が出来るので、

写真のような状況になります。

夏の時期は逆で

湿気を含むことで

隙間が狭くなります。

 

この現象を

「不具合」と捉えるか、

「調湿効果が良い」と

捉えるかは、

採用する方の判断になります。

 

私は木材の実験の様で

面白いなぁと思って

過ごしています。

 

3つ目は

多量の水分には

注意が必要です。

 

 

我が家は洗面化粧台の前も

間取りの関係上、桧の床です。

何度か水をこぼしたりしていますが、

すぐ拭いて、換気・乾燥を行えば、

カビたりすることも起きていません。

 

すぐ拭く。

よく乾かす。

という事を行えば、

何も問題はありません。

 

子供達には、

頼むから

牛乳は匂いがつくから

気を付けてと、

強めにお願いしているので、

まだこぼされてはいませんが、

小さいお子様がいられると、

気になる点かもしれません。

またワインもこぼすと

色が落ちないことが多く、

気を付けたい点です。

 

床材一つにしても、

硬い床、柔らかい床、

掃除のしやすさ、

歩きやすさ等々、

選択肢は無数にあります。

 

私の様に肌触りなどの

優先順位が高い方には、

桧の床はオススメです。

 

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