日々の暮らし 2022.08.22
こんにちは。
設計の上田です。
最近お客様から立て続けに
「ニッチを付けたい!」
とのご要望を頂きました。
合わせて、
奥行きが欲しいとのご要望も。
在来工法木造住宅の室内壁面に
特別なことをせずにニッチを造ると、
壁の凹みはだいたい6.5cmになります。
上記に壁からの棚板の出を足した寸法が
ニッチ棚の奥行き寸法です。
8.5cm。
6.5cmの凹み+壁から2cm棚板を
出しています。
飾りたいものに合わせて
必要最低寸法を決めました。
ダルマがぎりぎり入る寸法です。
周囲に影響がなければ、
壁厚や棚の出の調整して
より深くすることもできます。
↓こちらは、壁から棚板を出した施工事例。
棚の奥行きは18cm程あり、
大きめの花瓶も充分に置くことが
できます。
写真右側は“ニッチ”ではなく“”開口“で、
背面は壁が無く裏側へ抜けています。
開口箇所の棚は26cm程の奥行があります。
↓こちらは、壁を厚くした施工事例。
12cm程の奥行があり、
市販のティッシュボックスも置ける寸法です。
収納としても重宝します。
↓こちらは逆に、奥行きを浅くした施工事例。
スイッチ・リモコン用ニッチのため、
あえて浅めに。
↓番外編、背面をガラスにしています。
壁よりも背面を薄くすることができ、
棚の出と合わせて10cm程の奥行が
あります。
収納もご紹介しましたが
「ニッチの使い方」のおすすめは
ダントツ飾り棚です。
フレームで囲まれたこの場所には、
特別な雰囲気が生まれます。
お気に入りのものが、
より特別に見えるかも知れません。
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