早川 聡志 2022.09.19
9月も後半となりました。
現場監督を困らせる
台風の季節となりました。
台風のせいで、
工程の調整に振り回されている
早川が担当させて頂きます。
優建築工房では、
壁や天井の仕上げに珪藻土を
使わせて頂く事が多くあります。
珪藻土とは、
海中や河川等に発生する
藻の一種の珪藻という
微生物が死に、
底に沈殿して化石化した物です。
珪藻土には、100億分の1㎝位の
孔が無数にあり、その孔に、
水分やニオイが吸着する事により、
優れた調湿効果や防臭効果を
発揮する自然素材です。
ただ珪藻土だけでは、
固まらないので、
建材として使う為には、
固化剤を混ぜる必要があります。
その固化材の種類によっては、
珪藻土の孔を塞いでしまう事が
あるので、固化材が重要との事です。
優建築工房では、
固化材に強いこだわり持つ
株式会社ユーディーの
MPパウダーを使用しています。
珪藻土が塗られた部屋に入ると、
その良さを実感して頂けると思います。
一度、弊社ショールームで
体験して見て下さい！
と、さんざん珪藻土を
進めておきながら、
実は、10数年前に建てた自宅では、
予算が足りず珪藻土を塗る事が
出来ませんでした。
MPパウダーは、
クロスの上からでも
塗る事も出来るので、
後々自分で塗ろうと
思っていましたが、
重い腰が上がる事は無く、
あっと言う間に10数年が
経ってしまいました。
頑張って、新築する時に塗るべき
だったと後悔しております。
少しでも珪藻土をと思い、
その時はまだ珍しかった
珪藻土のバスマットを購入しました。
当時は、まだ高く、
5,000円以上した様な…
濡れたままの足で浴室から出ても、
バスマットの上で、
数回足ふみをするだけで、
しっかり水分を吸い取ってくれます。
とても快適に使っておりましたが、
長年の汚れと共に吸収力も
落ちてしまいました。
その頃にはお値段以上のお店で、
1,000円ほどで珪藻土バスマットが
売られていたので、
買い替える事にしました。
ですが、こちらも時と共に汚れ、
同じく吸水力が…
さすがに買い替えるのは、
もったいないので、
キレイにしてみる事にしました。
電動工具のサンダーを使って、
表面を削って行きます。
珪藻土粉で白くなりながら
それなりに削りましたが、
厚みのあるバスマットなので、
薄くなった感じはありません。
キレイになると共に、
吸水力も復活です。
びしょ濡れの手で、
手形を付けてみましたが、
3分ほどで、かなり乾きました。
こんなに簡単にキレイになるなら、
もっと早くやるべきでした！
珪藻土バスマットをお使いの方は、
試して見て下さい！
施工管理課 早川
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