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スタッフブログ

大坂 崇徳 2022.10.31

「木」の住まい ~休暇で宿泊したログハウスのレポート~

10月も最終日。

今年もあと残り

2か月となりました。

秋も真っ盛り。

みなさんは秋の味覚を

堪能してますか?

昨年よりは幾分マシですが、

サンマは今年も高いですね。

そして、あんまり太っては

いないようです。

 

今週は、それでも今シーズン

既に3度サンマを味わった

大坂が書かせていただきます。

 

少し前のことですが、

9月に休暇をいただいて、

家族でログハウスに

滞在したことがあります。

 

家族で、と書きましたが、

ちょうどこの少し前に

保護犬のシーズーを家族に

迎えたばかりだったので、

犬も一緒に泊まれる宿泊施設と

いうことで探したログハウスで、

貸し別荘のようなかたちで

安く宿泊出来ました。

 

普段、構造や内外装に

木をたくさん使った家を

造っていますが、

本格的なログハウスに

泊まるのは初めてで、

とても興味深く建物を

観察しましたので、

今回はその

ご紹介をしたいと思います。

 

本格的なログハウス、

と書きましたが、

これまでも角材に製材した

木を使ったコテージなどには

泊まったことがあるのですが、

1本1本太さや形の異なる

丸太をそのまま生かして造られた

クラッシックな

ログハウスは初めてで、

内心建物を見るのが

とても楽しみでした。

 

まずは外観です。

 

 

 

 

傾斜地に建てられた建物で、

道路から見ると1階の床レベルで

通常の3階くらいの高さがあります。

 

商売がら、

ついつい造る時の大変さを

想像してしまうのですが、

この立地で基礎や建物の構造を

組み立てるのは

さぞ大変だったろうなあ、

と思わずにはいられませんでした。

 

ですので、玄関までには

こんな階段を60段ほど登ります。

 

 

 

玄関ドアには

ナンバー式の鍵が付いていて、

少し離れたレセプションで

チェックインをすると

この暗証番号が教えてもらえる

というシステムです。

 

 

 

玄関ドアを開けるとこんな感じで、

 

 

風除室もなく、

そのままリビングの階段が

目に入ります。

 

 

 

階段は、丸太を芯にした

ストリップ階段で、

手摺まで丸太を使うという

こだわりの造りでした。

 

キッチンはL型の

システムキッチンでしたが、

その前のカウンターやベンチは

木の形をそのまま生かした

設えでした。

 

 

 

上部は吹抜けで、

屋根なりの天井には

トップライトがあり、

とても明るいキッチンです。

 

 

居間にはソファがあり、

コンパクトですが

出窓やデッキへの窓もあり、

居心地の良い空間です。

 

 

 

 

居間も上部は吹抜けです。

 

 

隅には薪ストーブが

据えられていましたが、

オフシーズンのため

使用不可でした。

 

 

聞いたところ、

冬には使えるそうです。

 

居間の横には

小上がりの和室があり、

実質ここが茶の間のような

メインの部屋で、

丸太がむき出しの内観に

畳の床というコントラストが、

言わば日本のログハウスという

面白い調和をもたらしていました。

 

 

 

割と落ち着ける空間でしたよ(笑)

 

洗面所はカウンターまで

ウッディな設え。

 

 

浴室も壁や天井は丸太が

むき出しの造りでしたが、

よく見ると木と木の接点には

シーリングが施されていました。

 

 

床にも木のすのこがあり、

裸足で乗っても心地よい感触でした。

 

眼だけでなく触感にも訴える、

こういうところは見習いたい

配慮だなあと感じました。

 

 

トイレも、内装は全て木です。

 

 

2階は寝室と

ウオークインクローゼット

だけですが、

屋根なりの空間を生かした造りで、

とても魅力的な部屋でした。

 

とても低い天井とその高さに

合わせて設けた窓が、

ベッドととても調和していました。

 

反して高い棟のところには、

屋根形状に合わせた

ハイサイドライトがあり、

柔らかな光が落ちてきます。

 

 

2階にも小さなバルコニーがあり、

外との繋がりを感じさせます。

 

 

 

居間の前には

大きなデッキがあり、

デッキと言っても

高さはバルコニーですので、

周りの樹木のてっぺんに

近い位置です。

 

 

静かな森の中にあり、

その一部に溶け込むような

佇まいです。

 

時間とともに移りゆく

太陽が造る陰影が、

何より心地よいデッキで、

時間を忘れてくつろぐことが

出来ました。

 

 

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