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スタッフブログ

日々の暮らし 2022.12.19

冬の光、冬の火

こんにちは。設計の安藤です。

 

寒い寒い季節がやってきました。

日没間際の富士山。

落葉した木々と冬の澄んだ空。

 

冬が寒くても、

冬の始まりのこの景色は大好きです。

 

今週22日は冬至を迎えます。

一年で一番夜が長く、

昼の短い日の冬至。

別名『一陽来復』といい、

太陽の力が一番弱まった

この日を境に再び力が甦ってくる

といういわれもあるそうです。

日に日に寒さが増しながらも、

空気の澄んだ美しい景色は、

とても清々しい気持ちにさせてくれます。

そして冬至が過ぎればまた日は

少しずつ長くなるという思いも、

前向きな気持ちにさせてくれるような

気がします。

 

先日愛知県へ所用があり、

常滑まで足を延ばし、

一度行ってみたいと思っていた

INAXライブミュージアムへ行ってきました。

 

建物は大正時代に建造された土管工場があり、

大きな窯と建屋、煙突を保存公開しています。

登録有形文化財及び近代化産業遺産としても

登録されています。

近代窯業の、ものづくりの熱と魂、

とうたわれ、実際当時の製造方法や工程など

学ぶことができます。

当時の窯も再現され残されており、

その中でなんとプロジェクションマッピング

にて実際の窯の中の炎の勢いを感じられる

ようになっています。

この演出は、文字通り当時の陶工さんたちの

情熱や思いに思い巡らすことができ、

身体の奥から感動しました。

 

世界各国のタイルや陶器の変遷の

展示もありました。

その歴史はなんと紀元前2650年頃エジプトで

発見されたものが最古だとか。

古来より、タイルは絵画のように絵が描かれ、

そこには宗教や信仰、

そして当時の服飾の文化だったり、

動植物への敬愛だったりと、

人々が願いや思いを込めたものが

表現されてきたようです。

 

 

そして土。

ここでは版築土塀の建物を

みることができました。

版築とは、壁や塀などを作る際に

古代から使われている施工方法で、

土を建材(道具)を用いて型枠などに

強く突き固め、土壁や建築の基礎部分を

高く構築していくことをいいます。

情熱をもって土と向き合い、

土の良さを最大限表現した施工方法。

手間はかかりますが、

その分あたたかみを感じます。

 

 

先月まで期間限定のモデルハウスに協力

いただいていました大磯のお住まいですが、

ようやくお引渡しさせていただき、

ご家族の暮らしが始まりました。

 

そして薪ストーブに火入れ式を行いました。

待望の火のある暮らしです。

 

 

今回ご協力いただいたDLD(ディーエルディー)

さんにお越しいただき、

取り扱い方を説明受けながら、

はじめて火をおこします。

断熱性能も高い建物ですので、

あっという間に暖かくなり、

半そで短パンでも過ごせそうな勢いです。

 

炎の揺らぎは、

リラックス効果があるそうですね。

1/fゆらぎといって、

規則的なものと不規則なものが調和した状態。

小鳥のさえずりや波の音、

電車の揺れる音なども

そんなゆらぎのようです。

 

実は私が小さい頃は、

風呂場の浴槽は杉の木でできていて、

まだ『もしき(たき木)』で

お風呂を沸かしていました。

火は身近でした。

火は太古より人間の暮らしと密接で、

そのDNAに組み込まれているともいいます。

そして火は人間だけが扱える

文化文明を発展させてきました。

 

なかなか環境がむずかしいですが、

『火のある暮らし』はやはり憧れですね。

生命力のようなものも感じますし、

五感にしっかり働きかけてくれます。

 

昨今、住宅には高性能が求められ、

もちろん地球環境のために積極的に

努めなければなりませんが、

なにか人の心に寄り添い心動かすような

仕掛けを忘れずにいたいと思いました。

 

2022年寅年もあと数日で終わります。

大変お世話になりました。

2023年卯年も引き続き

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

今年も藁で干支づくり

チャレンジしてきました。

兎に見えますか?

 

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