平 良介 2023.01.09
あけましておめでとうございます。
工事部の平です。
皆様は年末年始、
どの様に過ごされましたか。
私は家族とゆったり
過ごさせて頂きました。
本年の仕事も始まり、
いつも以上に体を動かして
休みボケを解消していきたいと
思います。
さて今回は、
自邸のプラン作成後に行った
地盤調査について
お伝えさせて頂きます。
地盤調査は、
スクリューウエイト貫入試験にて
行いました。
この試験はつい最近まで、
スウェーデン式サウンディング試験
(SS試験)と呼ばれていました。
スクリューウエイト貫入試験は、
専用の機械とロッド(鉄の棒)を
使用します。
専用の機械
ロッド
ロッド
ロッドは先がドリルのような
形状になっています。
試験の手順は、
まず専用の機械を調査する位置に
設置します。
そこにロッドを垂直に突き刺して、
その沈み方で土の軟硬を調べます。
機械自体のウエイトが50㎏あり、
軟弱な地盤ですと
ロッドをセットした時点で、
沈んでいくこともあります。
ロッドが沈まなかった場合は、
ロッドを回転させたり、
ウエイトを増やしたりして、
調査を進めていきます。
この試験は、最低5か所の
ポイントの記録を取ります。
記録は、20㎝~25㎝ずつ取り、
何キロのウエイト、
何回転で、
20㎝~25㎝沈んだかを記録します。
自邸の試験では、
機械自体でのウエイトで沈む事なく、
回転も加えました。
しかし、すぐに沈まなくなり、
50㎏の重りをプラスして、
100キロのウエイトを加えた状態で
調査しました。
その状態で約4mの深さで
ロッドが入っていかなくなりました。
5か所、全てのポイントが約4m地点で
入らなくなりました。
5か所全て同じだったので、
不同沈下の心配がない事が
分かり安心しました。
現地での試験が終わってから
数日後に、調査結果が届きます。
自邸の土地は、
約4mところに硬い地盤層があり、
そこまでの土も軟弱でないという
結果になりました。
地盤改良工事には、
100万円近い予算を要しますので、
改良工事の必要がない事で
ホッとしました。
届いた地盤調査の資料の一部
今回は地盤調査様子を
お伝えしました。
今後、建物が完成したら
自邸の紹介をさせて頂いたいと
思います。
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