日々の暮らし 2024.01.29
こんにちは設計の平野です。
骨皮スネ夫な私は
寒いのがすこぶる苦手です。
身体の(頭も)動きが鈍くなります。
ですので、暖冬というのは
ありがたい気持ちもあるのですが、
一方で、元旦の地震の被災地となってしまった
日本海側や北日本では大雪にみまわれたり、
ここ数年明らかに温暖化の加速度が
増していることに、これから先、
子供たちの未来はどうなってしまうのか?
危機感すら感じるようにもなっていることも事実。
二十四節気では「大寒」が過ぎ、
2月4日頃には「立春」となりますが、
まだしばらく肌寒い日が続きそうですね。
この時期は特に、
太陽からの日差しがとてもありがたく感じます。
太陽光から発せられた電磁波は、
直接的に物体をあたためてくれます。
これが輻射熱というものですが、
日中の日射取得が十分にできると、
陽が影ってもしばらくは家の中が暖かく、
「あれ、暖房付けてなかったんだ?」
ということもあるほど。
約9年前に建てた自宅はアルミサッシですが、
(当時の防火樹脂窓は高くて手が出なかったんす)
それでもそのような感じなので、
現在設計施工中の住まいは、
より断熱性能の高い樹脂窓を
標準的に採用していますので、
快適に過ごせることは間違いないと思います。
ネコの「るい」も日向ぼっこ中です。
眩しそう?
日差しのコントラストが強すぎる時には、
プリーツスクリーンを閉めれば、
障子のような落ち着いた明るさに。
ところ変わって、
完成が近い鎌倉の住まいの一部分を。
大型の分譲地内に建てた新築住宅です。
南隣地は総2階の住宅が既に建っており、
太陽高度の低い今の時期は1階レベルまで
直射の日射取得は難しそうでした。
お家の中央を吹き抜けにして、
そこからの明るさが全体に
広がるような間取りに。
そして一番抜け感がある南西の角は、
あえて掃き出しにはせず、
出窓風のベンチコーナー
(コーナーベンチコーナー?)
にしました。
昼下がりには暖かな陽だまりに。
まだ外構や窓装飾が付いていないので、
外から丸見えになってしまっていますが、
ウッドデッキ・ウッドフェンスで
通りからの視線を遮り、
プリーツスクリーンを付ける予定ですので
日差しの調整ができれば、
明るく落ち着いた空間になってくれるはずです。
これからも楽しみです。
こちらの住まいの中心はキッチンです。
天板と立上りもステンレスにした造作キッチン。
施主さまが色々迷われた壁タイル、
これにして大正解だったと思います!
こちらの物件は改めてゆっくり
ご紹介ができればと思います。
暮らしの中にある陽の当たる場所、
そこに住まう人たちにとって
いつまでもあたたかく、
心落ち着ける場所であり続けられるよう、
住まいと向き合っていきたいと思います。
平野
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