平 良介 2024.05.27
こんにちは。
工事部の平です。
五月も下旬になり暑い日が
多くなってきましたね。
月日が流れるのも早いもので、
家を建ててから、あっという間に
一年が経ちました。
以前に住んでいたところと違い、
夏は涼しく、冬は温かく、
快適に過ごせております。
さて今回は、一年経ちましたので、
無垢板塗装のメンテナンスをしましたので、
その様子をお伝えしたいと思います。
今回、メンテナンスを試みたのは
洗面化粧台天板です。
自宅の洗面化粧台は、
ラバーウッド集成材の天板に
陶器のボウルをはめ込んだ造作です。
ラバーウッド材の天板部分に子供が
コップなどの濡れたものを置いてしまい
水シミが出来きてしまいました。
ついでに天板にザラつきも見受けられたので、
永く綺麗に保てるよう早めに
メンテナンスを行いました。
※無垢板はクリア塗装を施しても
常に水に晒されると劣化が早くなりますので、
使用後の水撥ねなどはすぐに拭き取ることが
大事です。
木材の天板部分はオスモというメーカーの
クリアワックスを塗ってあります。
このオスモワックスは浸透系のワックスで、
細かな木の目にワックスが入り込んで、
汚れが付きにくくなるものです。
当社で最も多く採用している仕上げです。
このオスモワックスが塗られている天板が
濡れて乾いてを繰り返し、ワックス成分が
少なくなっている状態になると、
ザラザラしたり水シミが付きやすくなってきます。
メンテナンスは下記の手順で作業をしました。
①天板(塗る部分)との取り合いの陶器やクロス、
タイルにマスキングテープを貼ります。
全体的にサンドペーパーで天板を滑らかにします。
②オスモワックスを塗ります。
③オスモワックスが乾いて、
木の目が逆立ってくることもあるので、
その場合は②、③を繰り返して
滑らかにしていきます。
このように、
使用状況や部位によっても違いますが、
1年から2年くらいでワックスが
落ちてくることがあります。
オスモワックスは大きなホームセンター
購入可能です。
メンテナンスも簡単な作業ですので、
ぜひメンテナンスを定期的に行なって
永く綺麗な状態が保っていただければ
と思います。
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