邊土学丈 2024.07.22
こんにちは。
工事部の辺土です。
会話の始めは、「暑いね~。」
以外無い今日この頃。
家庭では、なるべくエアコンを
使わない様にしていますが、
そんなこと言っている場合ではない
暑さが続いています。
先日、弊社の社員と職人さんでの
協力会会議がありました。
そこで熱中症対策についての話を聞きました。
その際に聞いたキーワードのひとつに
「WBGT(暑さ指数)」という言葉がありました。
暑さ指数とは、
「人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に
着目した指標で人体の熱収支に与える影響の大きい
①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、
③気温の3つを取り入れた指標です。」
との事です。
聞き慣れないWBGTという単語でしたが、
早速、目にしました。
息子のサッカーチームで所持していた
黒球式熱中症計。
そこにWBGTという測定値の項目がありました。
参考にする数値は下記資料の内容です。
これによるとWBGT値が31になると運動禁止です。
当日、息子のサッカーの試合だったのですが、
公式戦だったので中止にはなりませんでした。
ですが、前後半20分ハーフ、ハーフタイム5分で
行う試合をクーリングタイムを入れながら、
実質10分クオーターで試合を行っていました。
また会場の環境改善の為に、
スプリンクラーでの水撒きを行いながら
試合を行っていました。
倒れてしまう子はいませんでしたが、
WBGT値が時折31℃を超す時間もあり、
この時期のスポーツ環境の
改善をしなければいけない場面を
目の当たりにしました。
楽しくスポーツ、遊びを行うためには、
この時期はちょっと度を越えて
しまっているのかもしれません。
会社でも黒球式熱中症計を現場監督全員分、
購入しましたので早速実測してみました。
現場に到着して外で計測してみた所、
「厳重警戒」レベルでした。
体感的には風が吹いていて、
そこまで息苦しさはありませんでした。
ですが現場内で計測すると、
あと一歩で作業中止レベルでした。
そうは言っても、
工事は進めなければいけません。
ですので、
最近は一般の方も着ているこの上着。
空調服を着ました。
やはり着ているときと
作業が終わって脱ぐ時と
暑さが体感的に違います。
職人さんには水分補給と併せて、
細目に休憩を取りながら
作業をしてもらっています。
今後は工事期間についても、
熱中症対策の時間を考慮していかないと、
職人さんに無理を強いる事になり、
工期、工事費用、現場環境の全てが
悪循環に陥ってしまう事に
なってしまいそうです。
それほどの暑さになっています。
とはいえ、
子供を外に散歩に連れて行きたいですし、
地元の祭りのお神輿の迫力を見て
感動するのもまた事実です。
今回「WBGT値」という言葉を
知識として知る事が出来ただけで、
熱中症への気遣い方が変わりました。
まずは朝食を取り、みそ汁は必須。
水分補給は基本的にコーヒーではなく水。
自分で出来る対策から始めていきましょう。
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