大坂 崇徳 2024.09.16
9月も半ばを過ぎましたが、
残暑と呼ぶには厳しすぎる
暑さが続いていますね。
皆さんは夏バテなどしていませんか?
今週は夏バテどころか食欲が止まらず、
いい加減にダイエットをしなければ、
と自分を戒めている大坂が書かせて頂きます。
今年の夏は、各所で台風の被害が発生し、
先日の台風10号に伴う豪雨では
私たちの身近な街でも道路の冠水や
家屋の浸水などの被害が起きました。
また8月には私が住んでいる
秦野市が震源の大きな地震が2度もあり、
震度5弱を記録した際には
自邸の室内の壁に亀裂が発生しました。
今回はその様子をご紹介するとともに、
地震のあとに住まいの状態の確認を
皆さんでして頂く際のポイントを
ご紹介したいと思います。
まず、自邸の地震後の状態のご紹介を致します。
私の自邸は小高い山に連なる高台にあり、
もうすぐ築12年になる木造在来工法の2階建てです。
写真の室内の壁の亀裂は、
震度5弱の地震の際にできたもので、
全て石膏ボードの継ぎ目が動き、
仕上材の珪藻土に生じたものです。
全て1階の同じ面の壁で、特にこの壁に
大きな振動が生じたのだと分かります。
幸い、石膏ボードが脱落したり、
表面の珪藻土が剥離したりすることは
ありませんでしたので、構造体そのものに
被害は起きていないと判断して、
見た目を直すための内装材の補修は
ゆっくり考えて行おうと思っております。
ある程度の大きさの地震の振動を受ければ、
この程度の症状が建物に起きるのは
不思議なことではありませんので、
皆様も慌てずに対応してください。
ちなみに、地震の振動以外でも、
台風などの風によっても
起きる可能性はありますし、
外的要因以外でも
構造体や下地の木材の乾燥や
ねじれなどの挙動でも
起きることがあります。
しかし、状態によっては
専門家の確認や診断を受けた方が
良い場合もありますので、
ご心配な場合は信頼できる
建築会社等にご相談ください。
内装の壁以外に、地震のあとに
チェックしていただきたいポイントとしては、
等があります。
是非、地震のあとにはご自身で点検して頂き、
もし何か異常を発見したり違和感を感じたら、
専門家にご相談ください。
大坂
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