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スタッフブログ

大坂 崇徳 2025.04.21

詳細な現地調査の重要性 ~屋根塗装の施工前の現況把握例~

4月に入りすっかり

暖かくなってきましたね。

今年は、我が家の愛犬たちとも

花見に行ってきました。

 

 

花粉症はまだまだ継続中ですが、

やはり春は心持も明るくなる気がします。

 

今週は旬のたけのこ料理の

レパートリーをどんどん増やしている

大坂が書かせて頂きます。

 

さて今回は、

春先にご依頼が多くなる

外装工事のお話です。

 

外装工事に関わらず改装工事では

工事の計画を立てるうえで

現況の把握がとても重要ですが、

簡単には確認できない屋根の場合は

専門業者による詳細な調査が必要です。

 

最近ではドローンなどを利用して

手軽に上部から撮影することを

売りにしている業者もいるようです。

 

私共でも良い機器やツールは

どんどん採用しようと思っていますが、

屋根状況の概略の把握には

良いと思いますが、

遠くからの撮影だけでは詳細を

調査することは難しいと思います。

 

例えばこちらのコロニアル葺き屋根。

 

 

パッと見では、

北側の屋根表面に赤茶色のコケが

目立つ程度に感じますが、

実際に屋根に上がって細かく調査すると

気が付くこともたくさんあります。

 

 

一見きれいに見える

南面の屋根表面も塗膜がかなり劣化し、

欠けているところも散見されます。

 

 

塗膜の劣化が進むと基材にまで

湿気が浸透してコケが繁茂し、

表面のひび割れも見られます。

 

 

軒先ではそれがさらに顕著になり、

塗膜が剥がれ基材がむき出しに

なってしまっています。

 

こちらは新築からの年数が

もっと浅い物件で、

遠くからの撮影ではまるで

新品のように見えるのですが、

詳細に調査すると、

施工時に処置すべき箇所を

見つけられます。

 

 

よく見ると、コロニアルが割れています。

 

 

アップにすると分かりますね。

そのほかにも数カ所の割れや

欠けがありました。

 

 

 

 

 

割れだけでなく、

シーリングの打替えをした方が良い

箇所もありました。

せっかく屋根の塗装をするなら、

このあたりの補修は、

是非行いたいところです。

 

 

これらの例以外にも実際に

屋根を間近に見ることで

様々な問題点を把握できたり、

屋根の上を歩くことで

下部の野地板の劣化や腐食に

気付くこともあります。

 

今回は屋根の例ですが、

改装工事では構造や水回りなどの

全ての既存の状態の把握が

計画の第一歩となります。

 

その重要性はこれからも

変わらないと思っています。

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