新築・注文住宅・リフォーム・リノベーションは

湘南・神奈川・横浜の優建築工房

新築・リフォームは湘南・神奈川・横浜の優建築工房 優しい暮らし

スタッフブログ

安藤 るみ子 2026.06.08

植物を巡る旅 ~前編/原始林を歩く~

こんにちは。

芒種の季節。

梅雨入ったそうですね。

 

新緑まぶしい5月。

お休みを利用して一泊二日

奈良&京都へ『植物を巡る旅』に

行ってまいりました。

1日目は、奈良は春日山の原始林を

歩いて歩いて歩いての旅です。

 

春日山原始林は、その名の通り、

春日大社の裏手に位置しています。

1100年以上も前に狩猟や伐採が

禁止されて以来、

春日大社の聖域として

守られてきた原始林で、

国の特別天然記念物、

そして世界の世界文化遺産にも

指定されているそうです。

 

奈良公園付近は鹿と海外からの

観光客でごった返していましたが、

一本外れた道を歩くと、

観光客もまばらで、

とても風情のある奈良の街並みを

感じることができました。

 

 

浮見堂を横目に見ながら、、、

 

 

 

 

 

 

歴史ある土塀や石積みに

萌え~としながら、、、

 

さあさあ、ようやく

ハイキングの入り口です。

 

 

滝坂の道(旧柳生街道)は、

谷川に沿って柳生まで続く山道で、

江戸時代に敷かれた石畳が

そのまま残っています。

 

山岳仏教の信仰の対象となって

いたため仏像も点在し、

いにしえの自然と歴史を感じられる

ハイキングコースです。

 

 

 

 

 

 

 

 

見上げれば、

あなたは一体どれだけ

長く生きてるんですか?

というような杉の大木や、

椎の木、もみじ。

 

足下を見れば、石に生息する

かわいい苔やシダ。

モミジの葉がとても細やかで

新緑のこの季節、

陽に透けてキラキラと。

紅葉の時も素晴らしいそうです。

 

澄んだ渓流には

時々カエルがいたり、

鳥の大合唱があったり、

そして江戸の時代の方々が

敷いてくださった石畳を

いま私たちは歩いている。

 

この日は5月といえども夏日。

奈良の街中は、

とても暑かったのですが

渓流沿いのこの道は

ひんやりとした風が

とても心地良かったです。

 

 

そんなこんなで辿り着いたのは

地獄谷新池(名前が恐怖、、、)。

名前は怖いのですが、

たった2つだけの控えめな

ベンチがあり、座ると、

目の前にはきらきら光る

こんな光景が。

新緑のモミジや花盛りを

終えようとしている

ミツバツツジが水面になだれかかり、

なんとも絵になる光景でした。

 

今回はこの辺りで折り返し。

ここで軽く小腹を満たし、

夜のメインへと備えます。

 

夜は今回の旅のもう1つの目的地、

憧れの『レストランルスティクさん』へ。

京田辺市(すでに京都府)にある、

たった12席の小さなフランス料理屋さんです。

 

憧れの建築家、中村好文さん設計で、

中村さんのこちらの本で知ってから、

恋焦がれておりました。

 

 

ルスティク=RUSTIQUEとは

『ひなびた』 とか 『田舎の』 とか

そんな意味があるようです。

 

確かに最寄りの駅からは

歩いて15分くらい。

私たちもその土地の雰囲気を

味わいながら歩いて

お店へ向かいましたが、

なかなかのどかな土地。

 

道中、素敵な旧家が並び、

田園風景が拡がり、

竹林がそよそよして、

そしてお店の近くに鎮座する

歴史ある酒屋神社は端正な

佇まいがいい。

 

 

これがお店のパンフレット。

 

 

 

望月通陽さん製作の

ブロンズの取っ手は鹿。

素敵。

ロゴマークなども望月さんが

手掛けられたそうです。

 

 

 

 

やわらかな丸みのある天井板や、

開け放すことができる

コーナーの木製窓、

そしてまるで住宅のように

佇まいのいいテーブル席。

造作や家具の細部が

とにかくかわいい。

 

また写真ではわかりませんが、

すごく高低差のある敷地で、

その悪条件を最大限に

生かされています。

 

高い道路側か入るエントランスは

平屋のような佇まい。

そしてドアを開けると

近所の畑や竹林に向かって

大きく開け放てる木製の窓。

 

中村さんの住宅設計は、

細やかな木使いのデティールや

空間構成で、

やわらかく丸みがあって、

居るだけで気分が良くなる感じ。

 

そして細やかな木使いから、

心地よさの要因は

細部に宿るんだなと

いつも感じさせられます。

 

そんなやわらかく丸みのある

空間の中でいただく、

優しいフランス料理。

 

京田辺市はお野菜が

とても美味しいのですね。

地域の野菜をふんだんに使い、

味と安全をこだわり抜いた素材で

目にも身体にも心にも

優しいお料理。

 

シェフも奥様も

とてもお優しい方々で

そのお人柄がそのまま

お料理になっているような。

 

 

 

 

 

滋味あふれるお料理の数々。

写真はほんの一部です。

 

実はこの旅、

私が尊敬する花活けの先生と

ご一緒することができました。

 

花を生けるだけではなく、

植物の生態そのものにも

とても精通されていて、

ご自身でも庭造りを超えて

荒れた山の整備まで

取り組んでいらっしゃる

逞しい方。

 

私自身、

花活けは全く上達しませんが、

植物について本当にいつも

勉強になっています。

 

ルスティクさんも先生が

厚意にされていることもあり

一緒に訪問できる機会に

恵まれました。

こんな機会をいただけて

本当に感謝です。

 

 

 

最高に美味しかった季節の

ジュレパフェで締めくくり、

そろそろ夜も更けてきました。

 

窓の外には下弦の月。

お腹も心も存分に満たされ

1日目は終了。

 

後編は2日目の

『京都の植物を巡る旅』へ。

いつかまたご紹介させてください。

 

身体(老体)と心(まだまだ若い)を

フルに使って、

見上げた木々や足下の植物、

そしてルスティクさんでいただいた

滋味あふれる地の野菜たちを

味わい尽くしました。

 

これをパワーに2026年後半も

引き続き頑張っていきたいと

思います!

 

そして、

 

 

 

 

 

お引渡し1年後の

お客様の暮らしの風景。

玄関に向かう植物豊かな

小道のアプローチ。

庭も豊かに植物と寄り添い、

室内にも植物を活けたくなる

住まいにできたこと、

とても嬉しいです。

 

安藤るみ子

CATEGORY

カテゴリー

PAST BLOG

旧ブログはこちら

ARCHIVE

アーカイブ
優建築工房の季刊誌
page top

page top

page top