早川 聡志 2015.06.02
6月に入ったばかりですが、真夏の様な暑さが続いています。
先週から作業服を夏服に衣替えした途端、
もう半袖焼けの、早川が今週のブログを担当させて頂きます。
先週末、我家の初夏の恒例行事となりました
さくらんぼ狩りに行って来ました。
場所は、山梨県南アルプス市にある、友人の農園です。
赤い実を沢山つけたさくらんぼ畑に、子供たちは、テンションMAX。
3歳の娘も背伸びをしながら、沢山採っていました。
今年も昨年と同様に、貸切・時間制限なしの特別扱いです!
結局、1年ぶりの再会となってしまった友人に、
この1年の報告をしながら、のんびりとお腹いっぱい食べて来ました!
と言っても、この時期、さくらんぼの収穫で大忙しの彼は脚立の上、
手を止めている暇は無さそうでした。
お土産に持って帰る分を頼んでいたのですが…
『木によって、全然味が違うから、全部を味見してみて、
一番うまいと思った木から、お土産を作るから!』
そんなサービス聞いた事がありません!
いろいろな木を食べ比べてみましたが、
確かに全然味が違います。
農園の角にあった、佐藤錦に決定しました。
『ごめんなさい、今日は、もう無理です!』
振り返ると、彼が携帯でなにやら話をしています。
どうしたのかと聞いて見ると…
今朝、道の駅に納品したさくらんぼが、全部売れてしまい
追加を持って来て欲しいとの事でした。
『さくらんぼは、手を掛けたら掛けただけうまくなる。
うちは、手間を惜しまず育てているから、うまいだろ?
うまいから、すぐ売れちゃうんだよね。』
お土産を箱詰めしながら、この満面の笑み。
嬉しい悲鳴だそうです。
“手間を惜しまず”
農業も建築も同じ事。
きっと、それが物つくりの原点なのでしょう。
早川
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