上田 幾美 2015.09.29
こんにちは。
コーディネーターの上田です。
先日携帯電話を新しくしました。
合わせて、携帯ケースも新調!!
自宅の机に置いていたら、カメレオンの様になじんでいました!
樹種は分からないのですが、突板仕上げのケースです。
突板とは、木材を1㎜以下に薄くスライスしたもので、
無垢材よりもお手頃に手に入りますし、大きな物も造れます。
表面材は本物の木ですので、無垢材と同じように
使用する木ごとに違った表情を持っています。
また、同じ木でも切り出し方でも表情が異なります。
丸太の中心に垂直に切り出した、真直ぐな木目を柾目材。
外周部近くから切り出した、山型や波型の目を持つ材が板目材です。
この柾目・板目は、場所ごとに、こちらで使い分けて
ご提案させて頂いています。
存在感が出る、板目材の引き戸。
木造校舎の小学校のドアの持つ、素朴で温かみをイメージしました。
樹種の違い、個々の材の違いだけでなく、
板目・柾目でもだいぶ表情が変わってきます。
おすすめをご提案しておりますので、
仕上がった際には是非そういった部分も
見てみてくださいね!
造作アイランドキッチンの施工事例です。
板目材を上下に、真ん中に柾目材を配置して
仕上げ板を作成してもらったのですが、
一枚板の様に見えませんか?
お施主さまのご希望で、
特別に造作家具屋さんに用意してもらいました。
こちらのお宅、この場所にぴったりの仕上がりとなりました。
使い方により、異なる表情を見せてくれる木材。
またご紹介させて頂きたいと思います。
上田
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