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スタッフブログ

大坂 崇徳 2015.09.29

2×4(ツーバイフォー)工法住宅の改装工事

先日は中秋の名月でした。
日に日に秋らしさが濃くなっていくこの頃ですが、
この日は地元のお祭りで、雲間からでしたが
まぁるい月と大輪の花火が一緒に見られる贅沢な夜でした。
皆さんはお月見などされましたか?
今週は、秋といえば何より食欲の秋、特に秋刀魚が大好きで、
今シーズンはすでに5回ほど刺身や塩焼きで堪能している
大坂が書かせていただきます。

ちなみに、私は料理が趣味なので、
鯛くらいまでの魚でしたら自分で捌きます。
こんな感じ(笑)
2015.9.29Jtwoby1

この1週間では、解体完了検査が2件、木造軸組み検査が2件、
木工事完了検査が1件、工事完了検査が1件ありました。
さて、今回は、現在改装工事中の2×4(ツーバイフォー)工法の
案件をご紹介したいと思います。

一般的に、2×4工法の建物はリフォームが難しい、
特に間取りを変えることが出来ない、ということを耳にします。

確かに、在来工法の建物に比べると自由度は低いのですが、
間取りの変更が全く出来ないわけでありません。

この案件は、以前にもリフォームをさせていただいたお客様で、
今回は間取り変更を伴う水回り中心の工事です。

2015.9.29Jtwoby2

お風呂が広くなったり、トイレが移動していたり、
洗面室やキッチンへの動線が変わっていたり。。。と、
かなりの間取り変更をおこなっています。

どのような場合に間取りが変えられて、
どのような場合は出来ないのかは、
ここでは簡単には説明できないので割愛しますが、
既存建物の構造をよく理解すること、
その構造を弱めないプランにまとめることが重要です。

そして、構造補強箇所や新規に構造躯体を作る場合の施工方法にも、
2×4工法に対する知識と理解が必要です。

それらがしっかりと押えられれば、的確な改装工事が計画出来るのです。

また、2×4工法の建物では、
外壁に構造用合板が全面に張られていますので、
湿気が壁内にたまりやすい傾向があります。

漏水が疑われる箇所や、在来浴室などでは、
構造躯体への影響に特に注意が必要です。

この案件では、在来浴室内のタイルにひび割れがあったこと、
そして該当箇所の外壁側にもクラックが入っていたことから、
水の浸入に伴う腐食が心配されました。

タイルを剥してみると、下地の合板に水による腐食が見られ、
2015.9.29Jtwoby3

その合板を剥すと、壁内にまで水が浸入し、腐食と蟻害がありました。
2015.9.29Jtwoby4

予想の範囲内でしたので、腐食箇所を取除き、
合板を貼り替え、しっかりと補強を行い、工事は順調に進んでいます。

その後の進捗や完成状況については、後日ご紹介したいと思います。

大坂

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