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スタッフブログ

平野 聡史 2015.11.03

厚木市内リフォームその壱 外壁の部分改装

こんにちは、平野です。
11月に入ったと思ったら、急に寒くなってきました。

10月31日はハロウィンでしたね。
数年前から盛り上がっているイベント感が出てきたハロウィン。
私たち世代が子供の頃は全くといっていいほど意識しなかったですよね??
今や大きなマーケットとなっているようです。

 

子供たちは友人たち家族と一緒に
シモキタのハロウィンイベントに行ってきたとのこと。

ハロウィン
2015.11.3ASHhello1

2015.11.3AHhello2

仮装をして、イベント用に設定されたコース上を歩いて行き、
店頭に出ているお店の人に「トリックオアトリート!」と唱えると
お菓子がもらえたようで、子供たちは相当楽しんでいた模様。
家には、袋いっぱいお菓子がパントリーに置いてありました。

 
さて、現在工事中物件の様子をご紹介です。
厚木市内のN様邸。
築16年ほどの木造2階建て住宅の改装工事です。
内部は1階にある水周りと、暮らしの中心となる2階LDKを
内装の雰囲気・素材の質感を楽しみながら使いやすく暮らせるように!

外部は数年前に塗り替えを行われていましたが、
外壁の一部に塗装のはがれが見受けられ、
心配なので見て欲しい、というご依頼です。

 

まずは心配な外部から、塗装が剥がれていたのは
2階部分がルーフバルコニーになっている西面の下部、
土台水切りのすぐ上の部分が剥がれてきていました。

既存外壁
2015.11.3ASHkizon1.jpg

2015.11.3ASHkizon2

2015.11.3ASHkizon3

どうやら既存の外壁は、塗装下地用のセメント系サイディング盤に
細かな骨材が入った塗装で仕上げられていました。
剥がれて見えているグレーの部分は下地のサイディング盤なので、
塗り替え前の塗膜から剥がれてしまっているようでした。

緑がかっているのはコケでしょうか・・・
明らかに水を吸ってしまっている様子でした。
真上がバルコニーになっているだけに、
まずは上の笠木板金などの隙間から水が差し込んでしまったか?
と疑いましたが、上の状態を見てみると端部のコーキングもしっかりとしているし
他に水が上から浸入した様子も無く、上からではなさそう。

では下からですか!ということで、

土台水切り板金の上に、隙間があるかないかの微妙な高さで、
端部の処理をしていない無塗装のサイディングが張られているため、
端部の木口から雨水を吸いあげてしまい塗膜の接着を弱めて
しまっているのだろう、という見解に。

外壁を手のひらで押してみた感触はしっかりしているので、
外壁の下の胴縁や構造までは傷んでいる可能性は低そうでした。

 

ということで、この西面の外壁を一面部分張替えをすることをご提案。

プラスして、せっかく外壁を張り直すなら、
2階リビングからの開放感をもっと出すため、
現状腰上まで壁で立ち上がっているバルコニーの壁を低く!
そして手すりとしてアルミ柱 + 板張りで軽やかな印象にする!

ことをご提案させて頂きました。

 

外壁を剥すと構造は傷んでおらず、木材は乾燥している状態。

既存構造
2015.11.3ASHkouji1

2015.11.3ASHkouji2

柱の根元が黒っぽく見えたので、んん!と思いましたが、
よく見たら節でした(笑)
全体的に水を吸い込んだ跡も見られませんでしたのでホッと一安心。

予定通り外壁の直しが進められました。

出来上がった様子がこちら

改装後
2015.11.3ASHshinki1

2015.11.3ASHshinki2

2015.11.3ASHshinki3

2015.11.3ASHshinki4

2015.11.3ASHshinki5

張り直した外壁材も既存と同系の窯業系(セメント系)のサイディングですが、
工場で防汚塗装済みの製品に木口処理をして、
水切りから1cmほど浮かして施工しているので、
以前のような、水の吸い上げ→塗装の剥がれ
は起こらないはずです。

 

少しトーンを明るくした外壁材と、手すりに張ったイペ材により
柔らかい雰囲気になったのではないでしょうか!

お施主さまからも好評を頂くことができ、何よりです。
外部の工事は先行して完了。
現在は内装の工事を進めてさせて頂いています。

お住いながらの工事でご不便をおかけいたしておりますが、
日々完成に向かっていく様子も楽しみながらお待ち頂けたら幸いです。

 

引き続き宜しくお願い致します!

 
平野

 

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