大坂 崇徳 2015.11.03
11月に入って一気に秋が深まり、朝晩などは冬の様相です。
皆さんは風邪などひいていませんか?
今週は、先日初めて息子の幼稚園の運動会に参加した、
新米親父の大坂が書かせていただきます。
この1週間では、木造軸組み検査が1件、木工事完了検査が2件、
外装完了検査が1件、工事完了検査が3件ありました。
また、少し前になりますが、9月度の協力会定時会合がありました。
これは、年に3回、約60社ある全協力業者の代表者と弊社社員が集まって、
現場の美化や品質の向上のための検討や議論を行い、
改善案や新たなルールを決定したりする定例の会合です。
ですので、通常は大きな会議室で行うのですが、
今回は以前からの懸案事項だった救急救命講習を、
地元の消防署に協力いただいて開催いたしました。
具体的には、意識不明、心肺停止状態の人に対して、
胸骨圧迫による心臓マッサージ、人工呼吸、
AEDによる心肺蘇生などを施す方法について訓練を行いました。
まずは消防署の救命士さんによる説明と見本を見せていただきます。
周りで説明を聞く職人さんや社員たちも真剣です。
そのあと、80人ほどの参加者を4つのグループに分けて、
順番に全員が実践していきました。
訓練は専用の人形を使って行うのですが、
実際に胸骨圧迫による心臓マッサージをやってみると、
思った以上に力が必要なうえ、
非常にきつい作業だということが分かります。
コーディネーターの鈴木さんも、小さな体を目一杯使って
胸骨圧迫をしていました。
救命士さんの話では、
これまで最長で1時間以上この心臓マッサージを
実際の傷病者に対して行ったことがあるそうです。
想像しただけで気が遠くなります。
改めて、「日ごろのお仕事ご苦労様です」
と思わずにはいられませんでした。
すると、この講習中にも管轄内で救急出動の要請があり、
数名の救命士さんが素早く出動していく事態に!
講習をしていただいている署員の方々の間に緊張が走った瞬間でしたが、
幸い講習は無事終了することが出来ました。。
この講習は、社員だけでは数年前に一度受けているので、
私自身は2度目の受講ですが、協力会でとなると初めてですし、
当時より社員も増えていますので初めての社員も結構いるので、
とても意義のある講習会になったと思っています。
どんなに頭で理解していても、
知っているのとそれを実践するのとでは
何事も大きな違いがあります。
これからも、いざという時に少しでも役に立つような
知識と技能の取得についても協力会では
取り組んでいきたいと考えています。
もちろん、
いざという時が来ないようにするための取り組みも、
全現場で常に取り組んで参ります。
大坂
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