大坂 崇徳 2015.12.08
12月も2週目に入り、世の中もいっきに年末モードになりましたね。
寒さが苦手な私ですが、今年は暖冬のようで、
日中の日なたではかなり暖かい日もあって助かっています。
しかし、暖冬の影響で冬物の衣類や寝具が売れないとか、
鍋料理で使う魚が売れず、逆に刺身が良く売れている、
などというニュースを目にしました。
今週は、寒さにはめっぽう弱いですが、寒い日に食べる
鍋料理は大好きな大坂が書かせていただきます。
この1週間では、木造軸組み検査が1件、
工事完了検査が1件、工事完了検査が2件ありました。
さて、そのニュースでは冬はあまり刺身は売れないと
言っていましたが、私は冬でも刺身を良く食べます。
冬に美味しい刺身の代表といえば、カワハギでしょうか。
先日も、小さめですが鮮度のいいカワハギを
魚屋さんで見かけて、つい買ってしまいました。
それを捌いて薄造りにして、肝をたっぷりのせていただきました。
いやぁ、美味しかった。
美味しいお刺身をいただくときは、やはり日本酒が呑みたくなりますね。
すると、私は薪ストーブの前に移動します。
というわけで先日、今年は暖冬の影響でなかなか出番が無かった
薪ストーブに火を入れました。
薪ストーブの火の点け方については、
以前にこのブログでもご紹介しましたので、
興味のある方はそちらをご参照ください。
今回は、お客様からの質問も多い、
薪そのものについてお話したいと思います。
「薪ストーブには興味があるけど、薪はどのように手に入れるの?」
「薪はどのくらい必要なの?」
「置く場所はどのくらいの広さがいるの?」
などとよく聞かれます。
薪ストーブに使う薪は、何より乾燥が重要で、一般的には
伐採してから1年~2年の乾燥が必要だと言われています。
ですので、以前は薪の調達はかなり大変で、
住宅地に住みながら自身で用意するのは困難でしたが、
近年ではネット販売等で手軽に購入することが出来ます。
また、各市町村の森林組合などでも安く販売していることもあるようです。
私は、地元の森林組合から購入しています。
これは自邸の薪ラックで、ここに置ききれない分は
駐車場の端に野置きになっています。
我が家の使い方ですと、この両方で1シーズンの薪が充分にまかなえます。
我が家にはまだ小さな子供がいるので、基本的には子供が寝てから、
一日平均5時間程度、12月~3月一杯くらいが使用期間です。
また、ラック右側をよく見ていただくと、角材があるのが分かると思います。
これは、現場で出た柱材の端材で、国産の檜の無垢材です。
薪ストーブでは針葉樹は燃やせないと思っている方も多いようですが、
しっかり乾燥していればちゃんと使えます。
だから、しっかりと乾燥している弊社の柱材は、ちゃんと燃やせます。
でも、住宅の構造躯体としては火にも強くなければならず、
よく燃えてはいけないのですが。。。
その通り、広葉樹の薪に比べ、より乾燥しているのに火は
点きづらいのです。
このあたりの木造住宅の構造躯体の話は、
また別の機会にお話したいと思います。
薪ストーブを点けて、その前に陣取り、
部屋の照明を落とすとこんな雰囲気になります。
ついついお酒を飲みすぎてしまうのが唯一の欠点ですが、
寝るときには薪を1、2本足して空気を絞っておくと、
朝でもほんのり家中が暖かいままになります。
朝、改めて薪ストーブの恩恵に感謝する、
本格的な冬がもうすぐそこまで来ているのですね。
大坂
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