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スタッフブログ

平野 聡史 2016.01.26

2階LDKの入口建具

こんにちは設計の平野です。
暖冬だ暖冬だ~過ごしやすい、と言っていたのも束の間。
最強寒気に覆われた日本。
大雪に見舞われる地域は本当に大変そうです・・・
みなさま暖かくしてお過ごし下さい。

さて、今回は2階LDKの入口についてのお話。

メインの生活スペースとなる場所を
1階にするか?2階にするか?
ということは、家づくりを検討する過程で
誰もが考える事ではないでしょうか。

周辺状況(日照、外部からの視線など)の要素により、
どちらが快適に暮らせるか?
を考え、決める事になると思いますが、
2階LDKは、明るさが得やすい、冬場冷え込みにくい、
外部からの視線を避けやすい、
上は屋根なので勾配天井の広がりある空間が造れる、
といった良さがあります。

逆に玄関からの距離は遠くなってしまい、
帰宅した家族の気配がわかりづらかったりします。

そこで、階段から2階LDKの入口に建具を設ける場合は、
ちょっと工夫をした造作建具をご提案します。

個人的には、建具とその周りの壁を「腰上ガラス入り」にする
設計がお決まりのパターンになっています。

目的は、そこから明るさ(夜は灯り)や気配が階段に伝わり、
1階の玄関から帰宅した人が、2階に居る家族の気配・温もりを
感じながら階段を上がれるため!
また2階においては視覚的にも広く感じさせるため!です。

では、実例です。

現場レポートのコーナーでご紹介させて頂いていたKF様邸。

KF様邸LDK
KF様邸LDK

既存の1階LDKの住まいから、内外装フルリフォームにより
2階LDKへシフトしました。

2階は明るくて暖かいですね~!
と、お引越し後に喜びのお声を頂けました。

入口建具
入口建具

建具の面材はシナ材で明るく。

奥行きを出すために、正面の壁には
濃いめのブルーの壁紙を張りました。

階段を上る途中
階段を上る途中

施工監督の井出君
施工担当-井出君
無事に現場を納め、ドヤ顔の施工担当の井出。
それにしてもカッコつけすぎです。

 
変りまして、こちらは年4回、お届けしております
季刊誌最新1月号に「優建築工房便り」にご協力頂いたT様邸。
(HPには最新1月号は掲載されておりません)

増築を伴う全面改装により、上下階に分離した二世帯住宅になりました。
2階は若ご夫婦の住いです。
階段室からLDK入口にガラス入りの造作引戸(タモ材使用)を採用。

階段室に面した折り返しの壁も、腰上をガラス入りにして
視線が抜けるようにしました。

T様邸入口建具
T様邸入口建具

階段から入口を開けたところ
階段から入口を開けたところ

 

夕暮れ時、ダイニングから階段室・リビング側を見たショット。

ダイニングから見る
ダイニングから見る

奥行きが出て、広く感じませんか?
打ち合わせ時にこの提案を面白がってくれたご主人から、
「これは広く感じられるし、採用して良かった!」と
嬉しいご感想を頂きました。

また、ご友人にこの部分の写真を見せたら、
「喫煙室があるの??」と言われた(笑)
というお話を聞かせて頂き、大笑いさせて頂きました。
言われてみれば確かにそう見えるかも・・・・

 

 
次に、1階はご両親がお住いのまま、
2階のみ改装して2世帯住宅となったY様邸。

Y様邸LDK
Y様邸LDK

Y様邸入口建具
Y様邸入口建具

こちらも階段を上がってすぐに
LDKの入口引戸を造作しました。(タモ材使用)
その先は既存を残したサッシ。
装飾ガラスが素敵なペンダントライトを付けました。
まだ小さなお子様がいらっしゃるので、
安全のためロックを付けています。

横の開口は、当初FIXガラスの予定でしたが、
この状態だと風通しできないですよね?
とY様よりご指摘を頂き、アレンジをしたのがこちら↓

開閉式に
開閉式に

「ホイトコ」という金物を使って開閉式に。
これで引戸を開けなくても通風が出来るようになりました。
こちらも、やってよかった!とご好評頂けてホッと一安心です。

 

 

既製品の建具は、価格もリーズナブルで使いやすいのですが、
メインの出入り口には是非、オリジナルの造作建具もご検討下さい!

 

平野

 

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