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スタッフブログ

安藤 るみ子 2016.04.26

春爛漫

春ももう晩春ですね。春は新しいエネルギーを感じ、
あちらこちらで草花が見頃を迎え、五感が忙しく思います。

haruranman1
わずかながらの庭の草花を

ただこの頃はぐずついたお天気の日が続きます。
二十四節気では穀雨というこの時期。
たくさんの穀物をうるおすための春の雨がふるころをいうそうです。
八十八夜を迎え、いよいよ初夏を迎えます。
春爛漫の花たちを名残惜しく思いつつ、緑がまぶしくなってきましたね。

今日は、この春、五感を鍛えるため訪れたところを
いくつかご紹介させていただきます。

少し前、春爛漫のソメイヨシノが見頃を迎えた頃、
新しいエネルギーを戴きに静岡にある
ベルナールビュフェ美術館へ行ってきました。

ベルナールビュフェ
ベルナールビュフェ1 ベルナールビュフェ2

設計は菊竹清順氏。
白の面と黒の線で構成されたモノトーンの外観は
緑豊かな環境の中に静かに溶け込む佇まいです。

ロベールクートラス1
ロベールクートラス1

今回のお目当は現在開催中の
「ロベールクートラス  ~僕は小さな黄金の手を探す~」です。
知人に薦められ行ってきました!

詳しく知りませんのでプロフィールのままとなってしまいますが、
簡単にご紹介させていただきます。

ロベールクートラス(1930~1985)はフランス・パリ生まれの画家です。
貧しく育ち、石工として青年時代を過ごしたそうです。
当時は現代のユトリロと評されたそうですが、
流行に左右される美術界に苦しみ、
画廊を離れ困窮の中で制作されていたそうです。
孤独を愛しながらも、労働者や生物そのものに愛情を感じる
その特異な描写と色合いに惹きこまれました。

 ロベールクートラス2
ロベールクートラス3 ロベールクートラス4 ロベールクートラス5

行って良かったです。
またまた戦術にはまり、画集を購入。
合う額を探して、飾ってみようと思います。

そしてつい先日、
そんな春の花が名残惜しい頃、
鎌倉のお寺で開かれていた
花活けのワークショップへ行ってきました。

hanaike1 hanaike2 hanaike-3

写真は友人が活けた花
名前も知らないような草花、枝物たくさん。
(皆さんが選び終わった後の写真のため伝わりにくいですね)

お寺で花活けをするなんて、五感を刺激され、
心身ともに浄化されていく(ような)時間でした。

niwa niwa-(1) niwa-(2)

お庭では緑が鮮やかに、シャガの花も咲き始め、
徐々に初夏の装いに変わりつつあります。

さて、鎌倉に行ったら外せないのが大好きな珈琲屋さん
カフェヴィヴモンディモンシュ (café vivement dimanche )」。

ディモンシュ1 ディモンシュ2

丁寧に一杯ずつドリップしていただくコーヒー。
何年も前、有名なお店だと知らずふらっと入ったのですが、
最初に戴いた時のやわらかな口あたりに
本当に衝撃を受けたのを覚えています。

そして一緒に頂くワッフルも最高で、
味覚嗅覚をフルに活動しました。

kanban1
かわいい看板。

クートラスといい、この看板の絵といい、
なんだかユーモラスのある絵が好みのようです。

hanahana

花を持ち帰り、どこにどの器でどう活けよう、、、
とテーブルの上に広げ考えていると、
陽光が差し込み、しばしそれだけで
微睡みの時間となりました。

hana

 
※追記
熊本の震災では被災された皆様、心よりお悔やみ申し上げます。

『旧基準旧基準家屋に死者集中』
という記事を見て、建物をつくる仕事に従事している者として、
あらためて、建物の重要性を再認識いたしました。
私たちができることは、安心で安全な住まいを作り、
想定外が起こったとしても、最低限、命が守れる建物をつくること。
行方不明の方の一刻も早い捜索と、被災された方々が
少しでも早く心落ち着く日々が訪れますことを願っております。

安藤

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