早川 聡志 2016.05.31
明日からはもう6月、今年も半袖の作業着の出番がやって参りました。
先日社長に、「暑くなって来ましたね」と話かけると、
「やだね～、社会人になって夏が大嫌いになったんだよね」と社長。
昔は、COOL BIZなんて言葉はなく、
長袖のYシャツに長袖のスーツが当たり前の時代で、
どんなに暑くても長袖で、日々汗だくだったそうです。
そのせいで、夏が大嫌いになったそうです。
今は、COOL BIZのおかけで、半袖のシャツで
ノーネクタイが当たり前になりました。
娘が通っている保育園では、半月ほど冬服でも夏服でも
どちらでも良い衣替え移行期間なるものがあります。
今は、慣例にとらわれず、柔軟に対応するのが当たり前な時代となりました。
私も、半袖は6月1日からでは無く、もっと柔軟な人間にならなくては
そんな事を考えた今年の衣替えでした。
先週、1年程前に秦野で新築工事をさせて頂きました、
U様のお宅へ1年点検でお伺いさせて頂きました。
外観
見学会をさせて頂いた、秦野のU様邸です。
1年の月日が経ち、だいぶ日焼けをして、完成当初よりも
より全体的に落ち着き感が増してきました。
そんな様子をご紹介させて頂きたいと思います。
階段1年前
階段現在
ラバーウッドの集成材を使用している階段部分は、
それほどでもありませんが、桧の床板や、桧のみがき丸柱が、
深みを増しました。
窓枠1年前
窓枠現在
スプルスの造作材の窓枠に障子の建具も日焼けをし、
障子がより引き立ってきました。
階段手摺1年前
階段手摺現在
ツガの造作材で造作した階段手摺は、
大きなFIXサッシから差し込む光を受けて、
いいあめ色になってきました。
畳コーナー1年前
畳コーナー現在
縁なしの目積畳のいぐさは、緑色が抜け、
桧の框や米松突板の天井とも馴染んできました。
軒天1年前
軒天現在
軒裏のレッドシダーの羽目板は、外部と言う事もあり
しっかりと日焼けをして、かなり濃い色になりました。
この日焼けを経年劣化ととらえるか、
経年変化ととらえるかは、
それぞれの価値観だと思います。
ただ、こうして写真を並べくらべてみると、1年後の方が
深みが増し、落ち着いたとは思いませんか？
1年後、次の点検にて、より深みの増したU様のお宅に
お伺いさせて頂く日が楽しみです。
早川
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