設計 2016.08.01
こんにちは、コーディネーターの鈴木です。
やっと梅雨が明けましたね。
例年に比べ18日遅いとのことでやっと夏らしくなりました。
今まで夏は好きな方でしたが、年々気温が上昇して
酷暑のせいか夏が苦手になってきました。
今年も夏バテに気をつけながら暑さを乗り切りたいと思います。
今回は、去年のちょうどこの時期に逗子のマンションで
計画したリフォームの完成物件をご紹介します。
ご家族構成は、ご主人様、奥様、お嬢さんの3人ご家族です。
間取りは大きく変更せず、造作キッチンや建具の入れ替え、
内装の張替え、造作収納を計画しました。
大正ロマン風のインテリアや内装がお好みとのことで、
リビングダイニングと隣に面しているフリースペースの間仕切り戸は、
御施主様の方で支給品として県外まで脚を運んでいただき、
古い建具や照明器具、インテリア家具を取り扱っている専門店で
ご購入し、取り付けました。
こういったアンティークな建具などは、
色合いやデザインなど造作建具では表現できない
風合いなどもありますので、
支給品として購入していただき取り入れることも可能です。
床材はチャネルオリジナルのブラックウォールナットを張りました。
質感や色合いも素敵でグレードの高いものです。
床材は特にこだわりながら選んでいただき、
建具の色合いとも相性の良いものを選んでいただきました。
この床材の色合いを見ながら造作キッチンの
扉も無垢材(タモ)に塗装をしました。
建具、床材、造作材など茶系をベースにした空間に
アクセントとして奥様のお好みの青、黄色など
はっきりとした色をタイルやガラスなどに取り入れながら計画した
リビング入り口の造作建具、キッチンのタイル、
トイレの手洗いのタイル、洗面台のタイルなど
タイルの形た柄も個性的な雰囲気で
アクセントをつけながらまとめました。
いろんな種類のタイルを計画させていただいたので
私としても、タイル割りなど、とても良い経験になりました。
ポイントは、キッチン入り口とシューズクロークの入り口の
開口部のデザインを統一した角型の枠の取り付けです。
アーチ型の開口部はよく計画しますが、
今回のこの開口部の形は、初めてご提案させていただいたので
採用していただきとても嬉しかったです。
他にも、トイレの紙巻器、タオル掛け、照明器具など
奥様のお好みの雰囲気が詰まった空間になりました。
このような造作建具だけでなく、ご支給品も取り入れた
空間も素敵です。
鈴木
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