一ノ瀬 幸恵 2017.01.09
あけましておめでとうございます!
一ノ瀬です。
今年も1年、よろしくお願いいたします。
2016年は6月に優建築工房に入社をして、
あっという間に半年が過ぎ、2017年に突入しました。
2017年はコーディネーターとしてたくさんのお客様と素敵な家造りを
していけるよう、更に精進して参りたいと思います。
さて、お正月休みがおわり、仕事はじめから3日が経ちました。
が、お正月ボケがなかなか抜けずリズムを取り戻すのに苦労しております。。
皆さんはどのような年末年始を過ごされましたか?
三が日は晴れて気持ちの良い天気だったようですが、
私は文字通り、寝正月でした。
実家に帰省し、久しぶりにゆっくりすることができました。
しかしせっかくの連休。
最終日は、ずっと気になっていた〝葛飾北斎展〝を見るために、
すみだ北斎美術館へ行ってきました。
設計は妹島和世さん。
駅から10分程歩くと突然周りとは少し雰囲気の違う建物が現れます。
この日はすみだ北斎美術館の開館記念の展示、
「北斎の帰還-幻の絵巻と名品コレクション-」が
行われていました。
この展示では、約100年余りも行方知れずとなっていた
幻の絵巻「隅田川両岸景色図巻【すみだがわりょうがんけしきずかん】」が、
平成27年に再発見され、海外から日本へ里帰りしたものなど、
貴重な作品がたくさん展示されており、常設の展示と合わせて見ると、
葛飾北斎のことがよく知れる展示でした。
浮世絵で有名な人。というざっくりとしたイメージ。
どうすごい人なのかは、よくわからないまま
観に行った展示ですが、作品を見ると納得です。
ぜひ、観に行っていただきたいです。
「富獄三十六景」
葛飾北斎の生涯が紹介されている展示の中で、一番驚いたエピソード。
葛飾北斎はおよそ90年の生涯をすみだ区内で過ごしたのですが、
その中で93回も引越しをしたという話です。
(100回を目標にしてたようですが)
1日に3回も引越しをしたこともあるそうです!
理由は絵を描くことに集中し、部屋が荒れたり
汚れたりする度に引越しをする為。
そんなに簡単に部屋を借りられる時代があった事にも驚きましたが、
絵を描くこと以外に脇目も振らず生涯絵を描き続けたのか思うと、
驚きと納得。
ほかにも、北斎の絵以外には無頓着なエピソードは
多々ありましたが、ひとつの事に夢中になり続けられることは
素晴らしいなぁ、と改めて思いました。
それでは、私も葛飾北斎を見習って、
2017年を駆け抜けて行きたいと思います!
一ノ瀬
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