日々の暮らし 2017.07.10
皆様こんにちは
九州では大雨による痛ましいニュースが報道されています。
同じ雨量がこの地域に降るとするならば
どんな現象が起こるのか想像もできない程の災害。
関東は梅雨に入ってからまとまった雨もありましたが
強烈な日差しの方が印象強く、今年は特にしんどく感じます。
皆様、熱中症にはお気をつけてください
この天候、実は雑草にとっては好機であり
今年も気の抜けない闘いがはじまりました。
私は朝が苦手ですので、陽が暮れだす頃に雑草処理を行う事が多く
日没までの短時間勝負と決めています。
週一ペースで手入れできれば良いのですが
中腰の姿勢はつらく、油断すると虫刺され。
少しサボるとビックリする程の成長力。雑草恐るべし…
正直大変ですが…終わった後の清涼感は格別です。
庭を眺めながら一杯(麦茶)
そんな手入れの大変さで
忙しい方には敬遠されがちな話しも聞きますが
一本一本の木々もいざ庭先に植わるとカワイイものです。
構わないとグレてしまうのは人間同様ですが…
最初は2m足らずだったカツラも
3年経つとこの通り。3mは超えています
この先恐ろしくも感じますが、次第に大きくなる事で
夏場の日差しを少しずつ和らげてくれる楽しみな存在でもあります。
シマトネリコも2週間でこの芽が伸びてくる勢い
どんな環境でも育つ、たくましいヤツです。
芝生の伸びも驚くほど早く毎週刈らないといけないほど。
しかしアスファルトから揺らめく熱気を抑え
澄まされた空気が草の匂いとともに窓へ導く
大事な緩衝役と分かっていれば、手入れのしがいがあります。
そんな住み心地につながる庭は
建物を計画する時、一緒に提案するようにしております。
それは建物の豪華さよりも
心地良さにつながる事だと分かっているから。
室内のどの位置に座り、どのような目線が生まれるか。
その先に何が見えるのかまで考えると
間取りの配置だけでは図りきれない
大切な要素が庭にはあるのです。
窓越しに眺めるひとつの光景。
日々変化する天気を草木とともに五感で捉える。
コンクリートに慣れすぎてしまった心のコリが
ゆっくりほぐされていくような魅力ある存在です。
友坂
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