一ノ瀬 幸恵 2017.07.10
こんにちは、一ノ瀬です。
関東では空梅雨、
強い日差しの日が続いていますが、
九州では未曾有の豪雨続き。
少しでも早く雨から開放してあげて
欲しいです。
今回は先日蓮実部長のブログでも
ご紹介させていただいた、
産婦人科の病室の改装について。
産後旅行に来たような、癒される空間。
ということで
〝非日常的〝というキーワードを
自分の中でテーマに内装のご提案を
させていただきました。
ほぼ同じ面積、配置の3室ですが、
クロスや建具のデザインを違ったものにすることで、
全く違った素敵な雰囲気の仕上がりになりました。
どういった雰囲気の部屋にしたいか、をまず考えることで、
クロスの色など迷ってしまう部分も決めやすくなると思います。
まず、落ち着いた、赤をテーマにしたお部屋。
全体の雰囲気。
障子のデザインもそれぞれの部屋に合わせて違ったものにしています。
赤がどこにも見えません、、
実は見えている面の反対側に赤のアクセントクロスがあります。
旅館に来たような雰囲気を出すために〝和〝なニッチを造作しました。
洗面台の鏡に映りこんだ赤が夕日のようでとてもきれいです。。
次は、春、や柔らかい、をイメージしたお部屋。
全体の雰囲気
畳の若草色、アクセントのピンク、春ですね。
クロスや木の塗装の色を変えるだけで、違った色の印象のニッチ。
格子も違った素材の、自然にある色で。
最後は、大人な、かっこいい、をイメージしたお部屋。
全体の雰囲気。
こちらのアクセント面はきれいな藍色。
(写真の色味ですこし違って見えますね、、スミマセン)
ニッチ。
飾っていただいた一輪挿しも素敵です。
竹の格子がすっきりとした印象です。
今回は病院施設の改装ということでしたが、
病院にいることを忘れてしまいそうな、
旅館に泊まりに来たような、
素敵な空間になったと思います。
産後の限られた時間を過ごす空間ですが、
すこしでも癒され、喜んでいただけるよう
今回の工事が役立てたらうれしく思います。
一ノ瀬
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