平野 聡史 2017.12.18
こんにちは、平野です。
早いもので今年も残すところあとわずかとなりました。
今年中にやらなくてならないことが、アレもコレも!
すでにカウントダウンが始まっているようであせりますが、
そんなときこそ、ひとつひとつ着実に!と、
要領の悪い自分に言い聞かせております・・・
さて、前回のブログでご紹介をさせて頂きました、
藤沢と横浜の新築2物件が完成間近となってまいりましたので、
その続きをご紹介したいと思います。
今回は、先にクリーニング作業を終えた
横浜の物件からご紹介させて頂きます。
2階建て・延べ床面積34坪。
玄関ホールからLDK入口の造作引き戸と、横にはFIXガラスと、
ちょっとしたカウンターの組み合わせ。
左側は、シューズクローク~パントリーを通って
キッチン(LDK)へ繋がる裏動線となっており、
回遊性がある間取りです。
入口をLDK側から見たところ。
階段脇の格子は繊細にしないで、
あえて大ぶりなデザインにしました。
ダイニング上部は大きく吹き抜けとし、
階段~2階のホールへと繋がります。
ホール(吹抜けに面した廊下)~ウォークインクローゼット
~洗面脱衣所・浴室~主寝室~キャットウォーク~
2階ホールとグルリと回れる動線になっており、
間違いなく暮らしやすいと思います!
また、吹き抜けを通じて気配が伝わり、
家全体の一体感があります。
1階に戻って、
L字型の間取りの、Lの短い部分は
リビングに面した和室です。
来客時など仕切りたい時には、3本引き込み戸を設けてあります。
天井高さは、一般部分2,300に対して、和室は2,200に抑え、
米松の天井板の仕上げや床から高さ1,100の地窓&内障子により、
落ち着きのある和室になったと思います。
キッチンは、ステンレスの天板&キャビネットに、
印象的な黒の六角形タイル。
前述の階段脇の格子を繊細にしなかった理由は、
この辺りのお施主様のお好みの雰囲気に
マッチするかと思ったからです。
奥はデスクコーナー。
左にいくとパントリー~シューズクローク~玄関へと繋がります。
リビングTVボードも大工造作で造り付け。
横の天井いっぱいの収納戸と、小窓の格子戸も
オリジナルの造作建具を採用頂きました。
この窓の向こうは、お隣の外壁がそびえており、
正直あまり見たくはありません。
それでも風を通すためには窓が欲しく、
その窓を開ける必要があるわけで、
風を通しつつも、目線は通さないことを
目的としてご提案させて頂いた建具です。
内開きになっています。
格子は2センチ角の穴、適当に指を引っ掛けて開けられます。
外窓はオペレーターでクルクル開け(網戸は固定網戸)、
パタンと格子戸を閉めれば風は格子の穴を抜けて通りながら、
お隣の外壁も気になりません!
意匠的にも上手くまとまったかな、と思います!
今回は以上となります。
F様、ご紹介させて頂きありがとうございました!
今後は外構も含めた完成・お引渡しを目指して尽力してまいります。
次回は、11/13のブログでこちらの物件と対比でご紹介した、
藤沢の新築物件もご紹介させて頂きたいと考えております。
それではまた。
平野
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