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スタッフブログ

日々の暮らし 2018.02.26

巣立つ頃  〜厚木市のリフォーム工事完成〜

こんにちは。
冬の平昌オリンピックも終わってしまいました。
続くはパラリンピックです!
一生懸命な選手たちの姿は美しく心動かされますね。

2月も終わり。
暦ではこの時期を「雨水/うすい」といい、
降る雪が雨へと変わり氷が解け出す頃の
ことをいうそうです。
もう少しで暖かな春を感じられますね。

新年度を迎える春に向け、
新しいお住まいで新生活を始められるよう
考えられることも多いこの季節。

まさに今、そんなご家族のお住まいの工事は
ラストスパートを迎えています。

住まうご家族と共に、職人さんをはじめ、
私共なりにたくさんの想いを詰め込み、
情熱を注ぎ取り組んできた新しいお住まいの計画が、
まさに形となり私たちの手から
巣立っていこうとしています。

いつもそれは嬉しさと寂しさが共存する時間です。

つい先日お引き渡しさせていただいた厚木市内のK様。

3人の小さなお子様のいらっしゃるK様も
一番上のお姉ちゃんの小学校入学に合わせ、
ご実家の離れをリフォームし、新生活をスタートされます。

20180226andko1

20180226andko2

20180226andko3

伺った際も、まだまだ遊びざかりのお子さんたちは、
キャッキャッ言いながら家中を駆け回ったり、
かくれんぼをしたり、身体中で新しい住まいを
感じてくれていたのかもしれません。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

↑ 写真は、階段下の空間を利用したオモチャスペース。
お子さんたちが楽しく出入りできるように、
おうちの中におうちがあるように三角屋根をデザインしました。

大人たちが最後の仕上げをしている横では、
巻尺で色々なところの寸法を見様見真似で
採寸しているかわいい息子さんの姿!

頭の片隅にでも、この時間を、私たちのことを、
覚えてくれていたら良いなと思います。

優建築工房で16年、たくさんのご家族に出会い、
たくさんの暮らしの土台作りをお手伝いさせて
いただいてきました。

最初の頃に出会ったご家族のまだ幼稚園や小学生だった
お子さんたちが、今や大学生になり社会人になり、
立派に自立し、そのお住まいから巣立って行かれたり。

中には、幼い頃に経験した家づくりがきっかけで、
建築の道に進んだよ、なんてお話もちょこちょこ
伺ったりすると、感慨一入です。

私事で恐縮ですが、
私が入社した当時、保育園児だった一人息子が、
辛く暗〜い浪人生活を経て、
この春より大学生になれることになりました。
そして、家を出て巣立って行くことになります。

以前、自身のブログでも事あるごとに登場させていただき、
小学校中学校の卒業文集での将来の夢には「建築士」と
あったことも、本人には内緒でこの場でカミングアウト
させていただいておりました、、、。

そして、こだわった建築学科へ行き、
ようやく建築を学べることになりました。

私からしてみると、
今から建築の勉強ができるなんて、
羨ましくもあり、また嫉ましくも
あったりします(笑)

建築を生業としている親からは
一切建築の道を進めたことなどないのに、
建築を学ぶことにこだわった息子。

私も負けないように勉強しないと!
と気が引き締まります。

長くお世話になっているお客様には、
苦しかった期間、沢山の素敵な
アドバイスを戴き、励まされました。

優建築工房にいて、本当に素敵な方々に
巡り合えていることに感謝しかありません。

この場を借りて御礼をお伝えしたいです。

20180226andryo (1)

これは息子が小さな頃、
家でプランを考えている私の横で、
真似をして描いていた家の間取りです。
古くて汚れていて見苦しくてすみません。

不思議ですね、何も教えたわけではないのに、
プランの中心には家族が集まれそうな
食卓と思われるものがあり、
廻りに寝室やガレージがあります。
私にとって、愛おしい宝物です。

住まいづくりと子育ては全く違うものですが、
愛情を持って関わり、いつか巣立っていく
嬉しさと淋しさがあることは、
どこか似ているような気がします。

どちらも、その先に素晴らしい物語と
幸があることだけを願っています。

最後に
以前のブログ「窓がある、、、」で、
YKKさんの素敵な窓のコマーシャルを
紹介させていただきましたが、
また最近のものも、ちょっとホロっときて、
お気に入りです。

YKKAP 窓と猫の物語

雨水のこの季節、
我が家もようやく厚い氷が解け出し、
あたたかな春を迎えられそうです。

安藤

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