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スタッフブログ

安藤 るみ子 2018.09.24

優建築工房ショールームできました            ~心地よくお過ごしいただくために~

こんにちは。暑さ寒さも彼岸まで。
ようやくあの酷暑から解放されたかと思ったら、
今度は秋の長雨ですね。

束の間の秋の空のもと、
葉山の神奈川県立近代美術館へ行ってきました。

20180923andaalto1

フィンランドを代表する建築家アルヴァ・アアルトの
個展が開かれています。

自然を尊重し共存するアアルトの建築や家具、
器など、今でも人気ですね。

特別展示室のみ撮影可能でした。

20180923andaalto2

20180923andaalto3

20180923andaalto4

アアルトの生み出した曲げ木のやわらかな椅子やスツール。

配光を計算尽くされたやわらかな照明の数々(写真にはありませんが)。

建築だけではなく、こうした暮らしに欠かせないものたちまで、
有機的で使い心地を考え抜かれたデザインは心に響きます。
機会があれば足を運んでみてください。

 

さてさて、夏の間、お越しいただきましたお客様には
ご迷惑をおかけいたしましたが、
私共のショールームのリニューアル工事が終わりました。

ショールームと言ってもキッチンや浴室など
商材の展示があるわけではありません。

2つのゆったりしたテーブルと、
お子様が遊んでいただけるキッズスペースのある
打ち合わせルームという設定は変わっていません、、、。

最初につくってから10年以上経ち、
はじめて大掛かりなリニューアル工事です。

コンクリート造で、
西向きの全面ガラス張りの私たちのショールームは、
どんなに珪藻土や無垢材を使っても、
夏は暑く冬は寒く乾燥するという状況でした。

居心地の良さを提案する私共にとって、
短い時間でもお越しいただくお客様に
不快な環境下で過ごしていただくのも申し訳なく、
温熱環境改善が最大の目的。

意匠的にもさらに居心地よくお過ごしいただけるように
なっているかと思います。
開口部には内窓(インナーサッシ)を設け、
光をやわらかくしてくれる障子を。

お子様も安心してください。
キッズスペースの前は板戸になるよう設計しています。

さらに珪藻土の壁面を増やしたり、
コンクリートむき出しだった天井は断熱材を入れ、
栂の無垢板を張ったり、やさしく包まれるような
空間に感じていただければと思っています。

実は10年以上経った無垢の床や家具などは、
傷や陽焼けの具合がちょうどよく味わい深くなっていて、
よりそのやわらかな良さをお客様にお伝えできる
状態でしたので、当初のまま活かしています。

スタッフみんなでアイデアを出し合い、
良い部分は残し、不便な部分をちょっと手入れし、
以前よりもお過ごししやすい環境ができたかなと
思っております。

20180923andsugi
杉の無垢板のテーブル席。
照明は芦屋にあるflameさんの「baba glass」を色違いで3灯。
椅子は北欧のヴィンテージ品でお迎えします。

20180923andtamo
タモの無垢板のテーブル席。
照明は北欧ルイスポールセンの「モザーペンダント」
をサイズ違いで2灯。
椅子は(確か)北欧J.L.モラー社の籐の座面を
張り替えたものでお迎えします。

20180923andkids
キッズスペースではflameさんのペンダントライト
「マドレーヌ」やキッズ用の椅子とナラのテーブルで。

20180923andchihiro
エントランスに新しく設けた小さな椅子。
ちひろ椅子といいます。
建築家であり家具デザインも手掛ける中村好文さんの作品で
「ことりのくるひ」という、いわさきちひろさんの絵本に
出てくる椅子がモチーフになっているこの椅子。
憧れていましたーーー。

ちょうど、靴を脱いでいただく私たちのショールームでは、
お帰りの際靴を履くときに、皆様にちょこっと腰掛けて
いただければとご用意させていただきました。

建築も家具や照明も、居心地の良い
空間となっていると思いますので、
ぜひご相談にいらしてください。(※予約制ですが!)

安藤

 

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